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2月に、北海道の食品を支援する応援団を立ちあげるための[クチコミリレー食街道]準備会がHIT内で開かれた。その結果、以下のような趣旨と内容で会をスタートさせることになった。その概要とそのときの議論の様子を紹介する。今回の参加者は、田村修二(北大客員教授)・青山一男(テレビ北海道)・林美香子(フリーキャスター)・亀田敏美(デザイナー)・武田善行(HIT理事長)・塚田敏信(高校教諭)・林晃勝(食品メーカー)・萩原里美(食品メーカー)・平村久美子(ソムリエ)という方たちと事務局(折登・富樫)である。(敬称略)
会の発足理由
北海道で生まれ育ち、あるいは何らかの思い入れを持って外から北海道を見守っている人たちがいます。時に彼らは「身内」としての意識がゆえに厳しく叱咤することもあるでしょうが、総じて北海道の発展を願う人たちです。激励の内容はいろいろありますが、まずは食に関して取り組んでみようと思います。
北海道は新鮮な食材に囲まれているためか、あるいは歴史が浅く貧しかったためか、独自の食文化を発展させることなく、食材供給の地位に甘んじてきたように思います。
もちろん北海道の企業の中には地道に努力を重ね、良質の商品を世に送り出してきたものも少なくないし、今このときも商品の開発に取り組んでいる作り手もいると思います。また、良質の商品が「北海道」の名を冠した雑多なものの中に埋もれているだけかもしれません。
いずれにせよ、エールを送られている者として、彼らにこたえることが必要なのではないでしょうか。
そのために、もう一度、一消費者としての視点で「食」の足元を眺めてみることから始めてみたいと思います。われわれの知らない"何か"が埋もれているかもしれません。なければ作ればよいのですし、この会から「食」の新しい動きを始めてみたいと思います。
取り組みの内容
道内の生産者や食にかかわる人たちから広く情報を集め、具体的に商品を取り寄せて、まずはわれわれ自身の舌で確かめてみたいと思います。その上で「これぞ」と思うものをエールを送ってくれる方々に送り、吟味、評価してもらいたいと思います。
そうして具体的になったものを受け止め、改めて作り手と一緒に考えたいと思います。
取り組みの流れ
@まずはこの取り組みを「しゃりばり」やインターネットを通じて、あるいは口コミで紹介する。
Aその上で自薦または口コミ情報を受け付け、商品を取り寄せる。ただし、商品は日産100個以上の加工食品を対象とする。また、すでに広く流通している商品は対象とせず、無名の既製品や新開発商品を対象とする。
B集まった商品は、まず企画に賛同する道内在住の食関係者で試食を行い、一回に送る価格は全部で3000円程度の範囲で数点を選ぶ。このときの選定基準は食味だけではなく、健康上の有益性や商品の形状・パッケージなど総合的に判断する。
C選ばれた商品を、北海道にエールを送る著名人や食関係者に送る。発送は4月から毎月行い、全12回を予定する。毎月商品のジャンルを変えることとし、なるべく"旬のもの"とする。発送に際しては、商品の紹介書と評価表を同封する。
Dその後、評価表をファックスなどで回収し、評価とコメントを「しゃりばり」に掲載する。評価の詳細については生産者にフィードバックする。
E取り上げた商品については、「しゃりばり」誌上で販売の仲介を行う。
運営体制について
@対象者……著名人を含む方々。
A選者……北海道在住の料理人、料理研究家、マスコミ関係者、信用金庫関係者、主婦などで構成し毎回10名程度で選定。
オブザーバー:田村修二
B事務局……(社)北海道開発問題研究調査会内に置く(担当・折登)
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