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12月
(No.238)

 

 
河野利明
(写真家)

初冬のカラマツ並木
 
明治39年に北海道農業研究センター(羊ヶ丘)の入り口に植えられた樹齢95年のカラマツ。長さ800メートル、幅14メートルの道路の両側に286本植樹され現在250本が大事に手入れされ残っている。並木道の四季はそれぞれ風情があって、とくに新緑、紅葉、新雪の頃は訪れる人々を魅了する。



特集 「北海道と東北」近世の交易
 
 地域の昨日の姿に今日を見つけることができる。そして今日の姿に明日を予測することもできる。蝦夷から北海道へと変化する前後の地域史がどのようなものだったのか、近世から近代にかけた歴史軸を中心に北東北と南北海道の交易、文化のつながりを中心に考察する。
 
◆「鰊」と「ロシア」が結んだ松前藩と東北諸藩
 田端 宏(道都大学教授)

 「モノ」の流れには「人」「お金」「情報」が密接にかかわって時代をつくり、時代に影響を受けながら地域の歴史が積み重ねられていく。幕末の松前藩を中心に当時の経済活動についてお聞きした。今日の北海道の風土を形成している要素が当時からのものであることを知る。
 
◆アイヌ交易最前線史実……津軽海峡は労働と文化の回廊
 野々宮愛子(青森県史編纂室非常勤嘱託員)

 津軽海峡を挟んで蝦夷地と接する下北半島、津軽半島の間にはどのような歴史の層が積み重なっているのか。日本の近世から近代にいたる流れに沿って地域住民の交易と生活文化の浸透ぶりを青森県史編纂にかかわっている若手研究者が考証する。
 
◆海を渡ってきた風呂屋
 塚田敏信(北海道みんぞく文化研究会)

 私たちは本当に温泉が好きだ。松前藩の時代から人々は津軽海峡を越えて下北半島の温泉場にかなり通っていたらしい。下北の人たちも蝦夷地のニシン場に来ていた。その往来の痕跡が海を渡った「風呂」にも見ることができる。風呂に伝わる東北・北海道の共通語、湯花の伝播にも触れながら展開する塚田ワールド。
 
◆ペリー来航で国際港となる函館
 柳田真宏(函館水産高校教諭)

 函館で生活する愉しみは、近代日本の歴史の潮風を満喫できることにある。街のそこかしこに歴史を発見することができる。潮風は地域を鍛えもし、風化もさせる。幕末期、世界に開かれた国際港は、文化の面でも国際化のトップランナーだった。この歴史的基盤から、地域の価値を再構築できるかどうか。

緊急対談 狂牛病を克服する指導力

武部 勤(農林水産大臣)
松田昌士(東日本旅客鉄道(株)取締役会長)

 小泉内閣のなかで武部勤 農林水産大臣は「狂牛病」問題を通して省内の意識改革を求め、日本農政そのものの大改革も準備している。大臣と「国鉄改革」という戦後日本の大改革の一つを成し遂げた松田昌士 東日本旅客鉄道(株)会長による緊急対談。


21世紀は「環境」が決める19  
都留信也(日本大学生物資源科学部総合研究所教授)
バイオプリザーベーション―食品微生物制御―
 
写2001北海道vol.45  
河野利明(写真家)  
磁化する運河倉庫群−小樽
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
日本語問題の傑作現わる
 
しゃりばり人インタビュー 
日下能婦子(北清商事(株)代表取締役社長)
新規事業に取り組む
 古紙回収業を基盤にしながら、「トマトジュース販売」も手がけるのは、どうしてなのか。ボランティア活動にも積極的にかかわるライフスタイルには、一貫した想いが日下社長の姿勢の中に宿っている。営業の基本と併せて語ってもらった。
 
北海道移住の系譜7  
中村英重(札幌市史編纂委員)
芦別の富山団体
 芦別をふるさととする筆者が「芦別市史」編纂に関わる。そこで見つけた移住を主導的に促進させた2人の人物。彼らを通して見えてくる明治期の移住ネットワークと移住に活路を求めざるを得なかった当時の時代背景に迫る。そして、その2人の後半生。
 
中央アジア草原知識人・英雄群像4  
宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター助教授)
ケネサル―植民地化への最後の抵抗―
 
詳解!ロシアのアネクドート30  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員) 
テロにまつわるアネクドート<その1>
 
-------------------------
 
Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
開発 解☆タイ☆新書4  
草郷孝好(北海道大学大学院経済学研究科助教授) 
日本の母子手帳はインドネシアで役立つのだろうか?
 
身体/他者9  
石原孝二(北海道大学大学院文学研究科助教授) 
テロリズムについて
 
マイナスイオンその14 人類がたどりついた“先端技術”  
宮嶋 望(共働学舎新得農場代表)
食品の安全性と個性を手に入れるために
 
規制を考える9  
小西義孝(構成作家)
「子供」って差別表現だったの!?
 
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山夢春秋53  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
鉈目
 
月刊葉書“今、志民は……”
 
掲示板  
水口美佳子(北海道札幌国際情報高校非常勤講師) 
バングラデシュ・グラミン銀行 小さな信用と大きな自信1
 貧困からの脱出を図るバングラデシュで実行されているプロジェクトを現地調査してきた筆者が報告する。
 
掲示板
書評「ハーブティーを飲みながら」
(林美佳子著・共同文化社)
 
さんぽのRight&Left31  
小林三歩(コラムニスト)  
デパ地下
 
総目次
 
ぶらりしゃらり43  
轡田隆史(エッセイスト)  
ああ爽快な「禁酒の旅」
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。39  
高橋 f(写真家)  
若年寄
 

 
11月
(No.237)

 

 
石井一弘
(フォトジャーナリスト)
 
ベルトコンベアに乗って流れてくる缶の擦れ合う音が心地よい。女工さんたちが鮮やかな手さばきで新鮮なサケを詰めていく。(根室市本町にて)




特集 雇用環境の変化とこれから
 
 米国のテロ事件で日本の国会論議で当初予定されていた「雇用問題」が霞みがちであるが、身近な社会で見聞きする雇用をめぐる経済問題は深刻の度合いを増している。今に至った正確な原因を探ると共に今後のあるべき雇用について特集する。
 
◆雇用をめぐる濁流〜地域が飲みこまれないために〜
 加藤敏明(札幌国際大学人文・社会学部助教授)

 かつてのパワフルな日本経済は、どこへ行ってしまったのか。経済の三要素(ヒト・モノ・カネ)の中でも、ヒトに着目すると今日の日本社会の閉塞感を含めた問題点が浮き上がってくる。小誌に初めて登場する筆者は、就業者の意識変化と企業の質的転換がもたらす現状を透視する。
 
◆「雇用」は経済問題の中で最重要課題
 井上久志(北海道大学大学院・経済学研究科教授)

 「雇用状況の悪化は社会的コストの上昇を招く」と、自らの幼い日々の体験と現在の社会現象を通して考察する。世界経済の変化を見誤ったことによるツケを支払い続ける今の日本経済に活力は戻ってくるのか。その打開策を求めて短期的な人への投資も含め、より根本的な解決策へ至る新しい価値観を提唱する。
 
◆失業率5%時代―東京の失業者の現状
 時田慎也(フリーライター)

 9月28日、総務省より8月の完全失業率が発表され、2ヶ月連続で過去最低の5%となった。完全失業者数は336万人。このうちリストラや倒産による失業者は103万人に及ぶ。特に45歳から54歳の男性層は前年同月より3万人増加した。地域別の完全失業者数は近畿2府4県で67万人。首都圏では92万人。この2つの地域で全国の47%を占めている。(9月28日付朝日新聞夕刊より)
 
◆北海道の雇用状況とその対策について
 奥 英治(北海道経済部雇用対策課課長補佐)
 
◆学校を出て直ぐに正社員は難しいのが実情
 専門学校(札幌)の就職担当者に聞く雇用状勢


21世紀は「環境」が決める18  
都留信也(日本大学生物資源科学部総合研究所教授)
微生物と環境―環境問題解決に微生物学はいかに関与するか―
 
写2001北海道vol.44  
石井一弘(フォトジャーナリスト)  
根室の手作り缶詰
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
二十一世紀の戦争
 
しゃりばり人インタビュー
日下能婦子(北清商事(株)代表取締役社長)  
古紙回収の仕事に転進
 世を挙げて「環境」への意識が高まっているが、再生とかリサイクルのシステムを支える企業については、あまり知る機会がない。古紙回収業界では道内ナンバーワンの実績を維持する企業に育ててきた日下能婦子社長にこの間の様子、将来への布石などについてお話を伺った。
 
北海道移住の系譜6  
中村英重(札幌市史編纂委員)
女工たちの北海道移住
 屯田兵の入植、麻・亜麻の栽培、製麻工場の誘致という流れに女工たちが合流する。戦時期の増産体制を支えるために東北・北陸から大量に採用された彼女たちの移住もまた、過酷なものであった。
 
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北海道大学スラブ研究センター公開講座3
声なき者の復権:スラブ・ユーラシア圏における民族と歴史

 
(平成13年5月7日〜28日にかけて北海道大学スラブ研究センターにて開講された講義を収録したものです。)
 
◆新たな民族の誕生?:スロヴァキアのルシーン人の場合
 長與 進(早稲田大学政治経済学部教授)
 
◆極小民族の「声」:サハリン・ウイルタの場合
 井上紘一(北海道大学スラブ研究センター教授)
 
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詳解!ロシアのアネクドート29 
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員) 
電話にまつわるアネクドート<その4>
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
新・当世資生譚4  
齋藤一朗(小樽商科大学商学部商学科助教授) 
「不確実性」からみた北海道経済
 
身体/他者8  
石原孝二(北海道大学大学院文学研究科助教授) 
クローンの世紀(下)
 
マイナスイオン13  人類がたどりついた“先端技術” 
宮嶋 望(共働学舎新得農場代表) 
三ツ星レストランが田舎に多い理由
 
規制を考える8  
小西義孝(構成作家)
もしテロリストが北海道を襲ったら
 
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山夢春秋52  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
海へ
 
ばんけい峠のワイナリー  
萌芽録3
 
月刊葉書“今、志民は……”
 
掲示板  
木原飛鳥(札幌国際大学観光学部観光学科在籍) 
北海道風景の生かし方〜過密・過疎の地に暮らして
 これからの北海道の観光資源を生かす方向性を10月号の特集に触発されて若い世代からの寄稿である。
 
掲示板  
書評「食べ物としての動物たち」
(伊藤宏・講談社ブルーバックス)
 
さんぽのRight&Left30  
小林三歩(コラムニスト)  
広島の路面電車
 
ぶらりしゃらり42  
轡田隆史(エッセイスト)  
テヘランで見た『七人の侍』
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。38  
高橋 f(写真家)  
ああ、この新世紀
 

 
10月
(No.236)

 

 
河野利明
(写真家)

波間のサケ
 
4年ぶりに生まれ育った河口にたどり着いたサケ。体に紅色の斑紋が表れ、産卵のために川を遡上する前のしばしの休息。数日後この群れは見あたらず、子孫を残し朽ち果てた姿が川辺に。それに群がるカモメ。命のドラマ。




特集 北海道アウトドアの振興
 
◆アウトドアに着目する北海道
 山崎一彦(前国土交通省官房審議官)
 伊東和紀(北海道総合企画部地域振興室地域政策課長)

 長く北海道の地域資源に着目されてきた山崎氏と全国に先駆けて総合的なアウトドア資格認定制度に取り組む伊東氏による北海道観光の「地の利」「時の利」「人の利」を活かした新しい地域産業の動きについて語り合う。
 
◆関連資料:“旅”する人の価値観を分析する  
 HIT調査部

 山崎・伊東両氏の対談の中で言及されている北海道に“旅”する人たちの動向を当会の調査部で図・表にして分析した。
 
◆アウトドアで北海道から発信を
 市岡浩子(札幌国際大学短期大学部助教授)

 目の当たりにしたアメリカの観光産業、そしてそこにかかわった豊富な体験から北海道のアウトドア分野における資格制度の発信に期待を込める。
 
◆JR北海道旭川カヌークラブの現況
 松山省二(JR北海道旭川カヌークラブ副会長)

 「会則なし」、「会費なし」でスタートした「JR北海道旭川カヌークラブ」が、100艇近くのカヌーを製作しあうまでにいたる経緯を報告する。そして、それを持続させる原動力はアウトドアの魅力であることを披露する。クラブ提供の四枚の写真(手造りカヌーの共同作業・自慢のカヌーがそろう・河を行く・仲間たち)もクラブの活動を雄弁に物語る。
 
◆冬のアウトドアを仕掛ける
 〜スキーツアーが認知されるまでの7年間
 山崎美幸((株)ヨシックス北海道社長)

 後発の航空会社に就職、持ち前の能力を営業の世界で発揮し、優良企業(「全日空トラベル」)を育てあげてきた方が、北海道勤務時代に手がけたスキーツアー草創期を語る。Uターンしてきて感じる故郷、北海道への苦言も聞き逃せない。


21世紀は「環境」が決める17  
都留信也(日本大学生物資源科学部総合研究所教授)
バイカル湖の環境は今?
 
写2001北海道vol.43  
田村 隆(毎日新聞北海道支社報道部)  
北の屋台村
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
台風11号
 
しゃりばり人インタビュー
今井雄基(太古窯 窯元)  
陶器と陶工と北海道
 前回は今井さんの陶工としての遍歴を中心に、地域のモノヅクリをする立場の人と、お客さんの立場の人の関係についてお聞きした。今回は、作られた器とそれを使う場面などについて陶工の感じ方、見方を話してもらった。
 
北海道移住の系譜5  
中村英重(札幌市史編纂委員)
片村熊太郎、“報国”の夢
 黒田藩士(福岡県)で北海道開拓に深くかかわりながらもその足跡が歴史の波間に消えてしまった片村熊太郎。明治のナショナリストとして「報国」の理念と行動を一致させながらも結果を残せず、「報国」もあえない夢と終わった熊太郎。彼の開拓の足跡と夢の軌跡をたどる。
 
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北海道大学スラブ研究センター公開講座2
声なき者の復権:スラブ・ユーラシア圏における民族と歴史

 
(平成13年5月7日〜28日にかけて北海道大学スラブ研究センターにて開講された講義を収録したものです。)
 
◆中央ユーラシアの「民族」問題と「民族史」の創造
 −日本の歴史教科書問題との関連で−
 宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター助教授)
 
◆極東ロシアにおける日本人社会
 イーゴリ・サヴェリエフ(新潟大学人文学部助教授)
 
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詳解!ロシアのアネクドート28  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員) 
電話にまつわるアネクドート<その3>
 
HIT研究員手控帳12  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
開発 解☆タイ☆新書3  
草郷孝好(北海道大学大学院経済学研究科助教授) 
モンゴルで起きていること
 
身体/他者7  
石原孝二(北海道大学大学院文学研究科助教授) 
クローンの世紀(中)
 
人類がたどりついた“先端技術”24  
宮嶋 望(共働学舎新得農場代表) 
マイナスイオンその12〜響き合い〜
 
規制を考える7  
小西義孝(構成作家) 
気象庁と気象予報士
 
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山夢春秋51  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
実行は成功の母
 
ばんけい峠のワイナリー  
萌芽録2
 
月刊葉書“今、志民は……”
 
掲示板 
「NPO法人シーズネット」報告 会の通信から分かる活動ぶり
 
掲示板  
書評「北海道 山歩き花めぐり」
(梅沢俊著・北海道新聞社)
 
さんぽのRight&Left29  
小林三歩(コラムニスト)  
ブロードバンド
 
ぶらりしゃらり41  
轡田隆史(エッセイスト)  
だれ? スターリンって
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。37  
高橋 f(写真家)  
物の価値
 

 
9月
(No.235)

 

 
河野利明
(写真家)

おけと人間ばん馬
 
力自慢の人間が300、500キロの丸太を引っ張り、二ヶ所の障害がある全長80メートルのコースに挑む。いったん止まったそりを全員が呼吸を合わせ、掛け声と共に渾身の力をこめ障害の山にチャレンジ。雨も吹き飛ばす迫力のレース展開に観客から大声援。




特集 地方財政の危機と対策……道内市町村の動き
 
 今、この国ではそこかしこから財政危機の事例が噴出してきている。民間企業はいうに及ばず、地方自治体の経営内容も大きな問題を抱えていることが明瞭になってきた。体内に蓄積されていた病巣が、外からも見えるようになってきた。なかでも官依存の代名詞のように見られてきた北海道のこれからの足取りは注目される。北海道はどうすることがいいのか、専門家、関係者に難題克服のための処方箋と自助努力ぶりを報告する。
 
◆地方財政の危機と覚悟〜何を捨て、何を獲得するのか
 宮脇 淳(北海道大学大学院法学研究科教授)

 地方自治体の財政が国家財政の逼迫に連動して危ない状態である。その背景を探ると共に地域に生活する者として、どのように対応したらいいのか、北海道という立場から今の危機を乗り切るための道を探る考察。
 
◆これからの地方財政を考える〜ニセコ町の場合
 吉村伸朗(ニセコ町 総務課長)

 人口4600人余りのニセコ町では、地方財政についての動きをどのようにとらえているのか、担当者が自ら町に状況を報告する。財政力のない小規模自治体の命取りになりかねない今日の事態変化への危機感は強く、住民との情報共有を目指す。
 
◆北海道で一番小さな村にて
 宇佐見秀明(音威子府村 村長)

 道北に位置する小さな村にも、地方財政の危機感と町村合併への不安が押し寄せてきている。半世紀にわたる村の変化を目の当たりにし、造形作家の砂沢ビッキなどを村に受け入れるなど地域経営の当事者として努力を重ねてきた村長は、今をどのようにみているのか、これからのことについても語ってもらった。
 
◆市町村合併は「NO」と言えますか?
 身の丈に合ったまちづくりのススメ
 梶田博昭(地域メディア研究所代表)

 道内はもとより全国の自治体の動きをウオッチングしている「NEXT212」主筆が、これからの地方自治体のあるべき姿について先進地の実例を紹介しながら説く。北海道外の動きは「しなやか」よりも「したたか」というほどに活発化している。


21世紀は「環境」が決める16  
都留信也(日本大学生物資源科学部総合研究所教授)
今、地球上で何が起っているか
 
写2001北海道vol.42  
河野利明(写真家) 
ど迫力「人間ばん馬」
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家) 
靖国問題
 
しゃりばり人インタビュー
今井雄基(太古窯 窯元)  
札幌で薄手の器を造る
 北海道の陶器を見慣れた人には、今井氏が札幌市南区(中ノ沢)に開く太古窯で焼く作品を目にし、手にして、使ってみることをお奨めしたい。陶器の世界が大きく広がり、深まることを約束する。京都や東京で通用する作品群が札幌から生まれている。
 
北海道移住の系譜4  
中村英重(札幌市史編纂委員) 
仁木竹吉の軌跡
 徳島からの移住者を引き連れて仁木町へ移住し、“開祖”ともなった仁木竹吉。北海道への開拓に挺身して、偉大な移民オルガナイザーとして生涯を送った竹吉。その竹吉にひそむ謎や不可解な動向、竹吉にとって移住とは後世に名を残す男の事業だったのか。
 
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北海道大学スラブ研究センター公開講座1
声なき者の復権:スラブ・ユーラシア圏における民族と歴史

 
(平成13年5月7日〜28日にかけて北海道大学スラブ研究センターにて開講された講義を収録したものです。)
 
◆国家なき一流民族:右岸ウクライナのポーランド人
 松里公孝(北海道大学スラブ研究センター教授)
 
◆静かな反乱? 受洗タタール人の棄教
 西山克典(静岡県立大学国際関係学部助教授)
 
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詳解!ロシアのアネクドート27  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員) 
電話にまつわるアネクドート<その2>
 
HIT研究員手控帳11  
関根 基(HIT地域企画部研究員)
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
新・当世資生譚3  
齋藤一朗(小樽商科大学商学部商学科助教授) 
信用組合のアイデンティティ
 
身体/他者6  
石原孝二(北海道大学大学院文学研究科助教授) 
クローンの世紀(上)
 
人類がたどりついた“先端技術”23  
宮嶋 望(共働学舎新得農場代表) 
マイナスイオンその11〜ゆらぎ〜
 
規制を考える6  小西義孝(構成作家)
プライベート煙火(えんか)
 
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山夢春秋50  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
水流
 
ばんけい峠のワイナリー  
萌芽録1
 
月刊葉書“今、志民は……”
 
掲示板  
竹川征次(美術館館長)
<美瑛通信>(最終回)「丘の上の美術館」建設物語12語録篇(下)
 
掲示板  
書評「政治家やめます。〜ある自民党代議士の十年間」
(小林照幸著・毎日新聞社)
 
さんぽのRight&Left28  
小林三歩(コラムニスト)  
どうするデジカメ
 
ぶらりしゃらり40  
轡田隆史(エッセイスト)  
永遠を見つめるまなざし
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。36  
高橋 f(写真家)  
笑えば……。
 

 
8月
(No.234)

 

 
石井一弘
(フォトジャーナリスト)
 
濃霧の中での貝殻島周辺の漁から、コンブをいっぱいに積んだ漁船が次々と港に戻ってきた(根室市の珸瑶瑁漁港で)。




特集 農業をめぐる新しい波〜北海道農業の強み発揮
 
 農業=北海道というほどに地域を支える産業としてのイメージがあるにもかかわらず、生産者たちの苦闘が続く。従来の農業観を超えるプログラムを創り出すことができないのだろうか。生活者への支援になり、生産者への追い風になり、そして地域への貢献になるような実践の数々を報告する。
 
◆「農」を活性化させるネットワーク
 三野耕治(北海道開発局次長)
 田村修二(フィールドテクノロジー代表)

 夏がやってきた。大地の恵みである農作物が大きく成長する時期、北海道の一次産業の大黒柱である「農業」を新しい視座からアプローチしたい。北海道開発局の「農」への取り組みを立ち上げた三野氏と、道内の農産物加工を自らも実践し、「脳」を活性化する田村氏に登場していただいた。
 
◆持続する大地〜3つの安心が北海道を活かす
 西村英樹(フリーエディター)

 北海道農業の産業的役割を振り返りながら、これからの道筋を展望する。産直共同購入という100万世帯の市場がもたらす第三次流通革命を北海道という大地は、どのようにとらえるべきか。全国の産直共同購入グループと直接語り合ってきたつながりを持つ筆者が農家の安心・消費者の安心・子どもたちの安心を支える社会の営みとしての北海道農業について提言する。
 
◆さまざまな農業への挑戦
 北海道の農産物を拡販するために行動を始めた、33歳と35歳の青年の考え方と実践ぶりと、東京から帯広に通いながら農業に奮闘する“農民”の姿と、「炭埋」という古くて新しい農法の今を伝える。
 
・北海道の食材に着目する本州 
 幌岩真二 (ドリーム大地 代表)
 
・「通い農家」中間報告    
 隅田美喜男(クリフ農場 代表)
 
・炭埋のメリットはどこに   
 宮嶋 望 (共働学舎新得農場 代表)

 
◆農業を活かす観光〜北海道ツーリズム大学開校
 武田耕次(北海道ツーリズム協会 事務局長)

 北海道の農村がイキイキとするための方策を求めて10年以上の模索があった。その一つの実践として北海道ツーリズム大学が鹿追で始まった。


21世紀は「環境」が決める15  
都留信也(日本大学生物資源科学部総合研究所教授)
微生物による環境浄化
 
写2001北海道vol.41  
石井一弘(フォトジャーナリスト)  
貝殻島コンブ漁
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
新しい歴史教科書〜歴史教科書は教育問題か外交問題か
 
しゃりばり人インタビュー
嶌村彰禧(北海道ワイン(株)社長)  
北海道産の原料だけでワインを造る
 終戦後、北海道の農業に着目し、ぶどう栽培の構想を抱く。自由な北海道の空気に新天地を発見し、半世紀におよぶ北海道生活を通じて、道産原料で純正の国産ワインを作り続ける。農業を基本に地域貢献を実践する。
 
北海道移住の系譜3  
中村英重(札幌市史編纂委員) 
坂野元右衛門と庚午移民
 札幌の東区苗穂に入植した北海道開拓の草分け的存在の坂野元右衛門は、福井の出身。彼らが時代の変転に翻弄されながらも開拓に従事する歴史的背景を活写する。
 
中央アジア草原知識人・英雄群像3  
宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター助教授)
アブライ・ハン−二大国のはざまでの辣腕外交−
 
詳解!ロシアのアネクドート26  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員) 
電話にまつわるアネクドート<その1>
 
-------------------------
 
Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
開発 解☆タイ☆新書2  
草郷孝好(北海道大学大学院経済学研究科助教授) 
貧困の測定について
 
身体/他者5  
石原孝二(北海道大学大学院文学研究科助教授) 
仮装と美容形成
 
人類がたどりついた“先端技術”22  
宮嶋 望(共働学舎新得農場代表) 
マイナスイオンその10〜地球を走るエネルギーライン〜
 
規制を考える5  小西義孝(構成作家) 
鉛ライフル弾の禁止
 
-------------------------
 
山夢春秋49  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
御茣蓙(おござ)
 
HIT研究員手控帳10  
徳橋英則(HIT計画部研究員)
 
月刊葉書“今、志民は……”
 
掲示板
竹川征次(美術館館長)  
<美瑛通信>「丘の上の美術館」建設物語11語録篇(上) 
 
さんぽのRight&Left27  
小林三歩(コラムニスト)  
外車購入の顛末
 
ぶらりしゃらり39  
轡田隆史(エッセイスト)  
「ロシション」酔夢譚
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。35  
高橋 f(写真家)  
ヘソ曲がり
 

 
7月
(No.233)

 

 
河野利明
(写真家)

ラワンブキ
 
足寄町螺湾(らわん)で食用として栽培され高さ2m以上になる大型の蕗。アイヌ伝説に登場する「蕗の葉の下の人」の小人、コロポックルを連想させる。




特集 北海道の地域医療をどうするのか
 
◆北海道ならではの医療システムを作るとき
 亀畑義彦(北海道教育大学旭川校教授)

 広大な土地と少ない人口数、そうした社会環境の中で北海道が抱える地域医療の問題は他都府県とは比べられない困難さがある。そうした実態と最新の情報社会がもたらす技術の恩恵をどのように組み合わせることができるのか。問題解決に向けて地方都市で地域医療を研究してきた筆者による考察。
 
◆日本で一番北の医科大学の挑戦
 久保良彦(旭川医科大学長)

 地域医療に積極的に取り組む旭川医科大学の今を学長にお聞きした。1972年(昭和47)に大学創設準備室が設置され、道東、道北をはじめとする道内地域医療を支えてきた同大は、1999年(平成11)には「遠隔医療センター」を設置するなど積極的な展開を進めている。
 
◆今、地域医療の現場では……

 道内の地域医療をめぐってさまざまなニュースを耳にしたり、目にしたりする。医療技術の進歩に感嘆することも多いが、ときには耳や目を疑うこともある。医療関係者たちはどのように北海道の医療体制を見て、支えているのか肉声で語ってもらった。耳目を集めやすい過疎地の医師の年俸問題も、背景から読み解くことが必要である。
 
・地域医療の問題は医師の偏在にあり
 菊澤敦(北海道保健福祉部地域医療課課長補佐)

 行政が取り組む医療体制について、担当者に実情と現在の様子を伺った。そこから見えてくるのは、医師不足というよりも、医師の偏在がもたらす都市部と町村部の医療格差である。地域医療の格差是正はなかなかの難題だが、解決のための方法もいくつか見え始めている。
 
・都市部とへき地の医療格差
 澤田誠悦(全日本自治団体労働組合北海道本部・
      衛生医療部長)

 人の命に直結する医療事業は、赤字だからといっても同じ公営事業である水道などと同じに扱えない悩みがある。医療現場に従事する地方公務員たちは、どのような意識で現実と向き合っているのか率直に内情を報告する。
 
・道内の医師不足解消の取り組み
 柿崎英昭((財)北海道地域医療振興財団・事務局長)

 医師の充足と医療機能の強化を促進することを目的に設立された財団は、道内の医育大の医局とのつながりを持たない地方自治体への支援活動を中心に、地域の実態に合った医師派遣システムも導入している。
 
・民間病院の取り組み
 国本正雄(医療法人健康会くにもと病院・院長)

 在宅医療の充実に向けて民間病院がどのように取り組み始めたのか、その出発点とその後の広がりを旭川市で開業する病院長が報告する。


21世紀は「環境」が決める14  
都留信也(日本大学生物資源科学部総合研究所教授)
植物による環境浄化(重金属の吸収・回収)
 
写2001北海道vol.40  
田村 隆(毎日新聞北海道支社報道部)  
空を舞う大凧
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
J・カーティスさんの現代日本観
 
しゃりばり人インタビュー
森 吉良((有)チーム大地プロデューサー)
もっと北海道産の蕎麦粉を 蕎麦を通して食を見直す
 蕎麦に関わるようになって30年近くの月日が流れた。自分の店「長命庵」を現在の場所に27歳でオープン。同じ場所で開く蕎麦屋としては4代目。僅か2年の間でそれだけの変遷があった理由は定かではないが、森店主の作る蕎麦は、素材の吟味に始まって「美味しい食事」=「安全な食事」という考えに基づいてお客様に提供されている。20年以上にわたる蕎麦屋経営から北海道の食材を最高に生かすための挑戦は数々。今回は、蕎麦屋そのものを中心にお聞きする。
 
北海道移住の系譜2  
中村英重(札幌市史編纂委員) 
福本日南の挫折
 明治時代に活躍したジャーナリスト、福本日南は若き日に新天地北海道の開拓に「開墾社」を結社し、福岡藩の同士とともに札幌の篠路に入り開拓事業に着手するも挫折する。日南にとって「北」は人生の暗部だろうが、後半生の活躍に通じる糧にもなっている。「挫折者」の“転生”には大きな発見がある。
 
中央アジア草原知識人・英雄群像2  
宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター助教授)
アブルハイル・ハン―臣従の誓いと覇者の野望―
 
詳解!ロシアのアネクドート25  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員) 
警察にまつわるアネクドート<その2>
 
HIT研究員手控帳9  
佐藤栄一(HIT情報企画部主任研究員)
 
-------------------------
 
Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
新・当世資生譚2  
齋藤一朗(小樽商科大学商学部商学科助教授) 
政府系金融機関の民営化と“市場の失敗”
 
身体/他者4  
石原孝二(北海道大学大学院文学研究科助教授) 
ヒューマノイドの哲学(下)
 
人類がたどりついた“先端技術”21  
宮嶋 望(共働学舎新得農場代表) 
マイナスイオンその9〜古都で思うこと〜
 
規制を考える4  
小西義孝(構成作家)
NHKの受信料払ってますか?
 
-------------------------
 
山夢春秋48  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
俵真布(たわらまっぷ)の夜
 
月刊葉書“今、志民は……”
 
掲示板  
竹川征次(美術館館長)
<美瑛通信>「丘の上の美術館」建設物語10
 
掲示板  
シーズネット設立記念セレモニー開催
 
さんぽのRight&Left26  
小林三歩(コラムニスト)  
商店街の良さを思い出す
 
ぶらりしゃらり38  
轡田隆史(エッセイスト)  
真紀子外相vs外務官僚
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。34  
高橋 f(写真家)  
十三年前のあのパブ
 

 
6月
(No.232)

 

 
河野利明
(写真家)

エゾオオサクラソウ
 
阿寒湖周辺に残る原始の森。針葉樹と広葉樹が交わった深い森にひっそり咲き、渓流を背景にひときわ目立つ蝦夷大桜草。




特集 北海道経済の自立に向けて
   ―土光臨調20周年記念フォーラム

 
 4月18日、全国に先駆けて、札幌を皮切りに「土光臨調20周年記念フォーラム」(主催:(社)行革国民会議・(社)北海道開発問題研究調査会)が開催された。これは、土光臨調の原点を見直し、混迷し閉塞感のただよう今日の日本からの脱出と、国本来の活力を取り戻すべき基本的な地域経営の戦略や方法を議論し、できるところから実践しようという“運動”である。その第1回目フォーラムを報告する。(編集部)

◆基調講演
 
・国鉄改革の意義と成果
 松田昌士(東日本旅客鉄道(株)取締役会長)

 巨大組織だった日本国有鉄道は、民営分割化という歴史的な改革を組織自らの意志で実現していった。その当事者の一人であり、その後の順調な会社経営を実現させた松田会長の理念、具体的な話は北海道の地域経営にも多くの勇気を与える。
 
・北海道に望むこと
 小倉昌男(財団法人ヤマト福祉財団理事長)

 今や郵便局の小包輸送を超える扱い量を誇る「宅急便」という仕事を創り出した元ヤマト運輸の会長が、7年前に全国の障害者の自立と社会参加を支援する福祉財団を設立した。経済的に自立するための戦略を披露する。
 
◆主催者挨拶
 今、再び「土光臨調」の精神を呼び覚ます
 並河信乃((社)行革国民会議 理事兼事務局長)

 20年前の土光臨調に深く関わった並河氏が、これから始めるフォーラムの開催目的、趣旨を簡潔に力強く宣言する。
 
◆パネルディスカッション
 「北海道経済の自立戦略」発言要旨
 コーディネーター
 :宮脇 淳(北海道大学大学院法学研究科 教授)
 パネリスト
 :内田和男(北海道大学大学院経済学研究科 教授)
  並河信乃((社)行革国民会議 理事兼事務局長)
  五十嵐智嘉子(HIT 理事兼調査部長)

 土光臨調20周年記念フォーラムにおいて第2部で交わされたディスカッションの骨子を報告する。


21世紀は「環境」が決める13  
都留信也(日本大学生物資源科学部総合研究所教授)
カエルから見る水辺環境の復元(つづき)
 
写2001北海道vol.39  
河野利明(写真家)  
北を彩る花々
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
李登輝さんの来日
 
しゃりばり人インタビュー
森 吉良((有)チーム大地プロデューサー)
もっと北海道産の蕎麦粉を 「十割蕎麦の革命」が起きた
 「蕎麦粉100%」の蕎麦麺を作る機械を3年がかりで作り上げた男たちがいる。つなぎなしでコシのある蕎麦麺は、食べるまではどうしても信じてもらえない。いままでの十割蕎麦といえば、太くて、ぶつぶつと短くて……というのが通り相場であった。
 蕎麦好き、北海道好きの8人が北海道産の蕎麦粉だけで、混ぜ物なしで美味しい蕎麦麺を作りたいという一念で試作を重ねてたどり着いた製麺機器は、優れものだった。
 
北海道移住の系譜1  
中村英重(札幌市史編纂委員) 
片倉家臣団の「北地跋渉」
 明治維新という歴史の転換期に仙台藩の家臣団、片倉家は、離散と没落の渦中にあって「一家再興」を目指して北海道に移住を決意した。今の札幌の白石地区、手稲地区に第一歩を踏み入れた開拓者たちの姿。
 
中央アジア草原知識人・英雄群像1  
宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター助教授)
遊牧民の「知」と武勇
 
詳解!ロシアのアネクドート24  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員) 
警察にまつわるアネクドート<その2>
 
HIT研究員手控帳8  
近江貴治(調査部研究員)
 
-------------------------
 
Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
規制を考える3  
小西義孝(構成作家)
アルコール天国日本
 
開発 解☆タイ☆新書1  
草郷孝好(北海道大学大学院経済学研究科助教授) 
異国や異人を知る?
 
身体/他者3  
石原孝二(北海道大学大学院文学研究科助教授) 
ヒューマノイドの哲学(上)
 
人類がたどりついた“先端技術”20  
宮嶋 望(共働学舎新得農場代表) 
マイナスイオンその8〜畑を起こしながら思うこと〜
 
-------------------------
 
山夢春秋47  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
人獣交差点
 
シンポジウム・レポート
第3回フロンティア・シンポジウム   
「しゃりばり」編集部取材
 4月13日(金)、北海道大学構内にある「クラーク会館」講堂で『IT新時代をしたたかに生きよう!―大いなる北の大地を拓く』をテーマとした「第3回フロンティア・シンポジウム〜北海道と母校北大を応援する集い」が開催された。北大東京同窓会・北海道大学の共催であった。その様子をレポートする。
 
月刊葉書“今、志民は……”
 
掲示板  
竹川征次(美術館館長)  
<美瑛通信>「丘の上の美術館」建設物語9
 
掲示板  
『シーズネット』事務所開き
 
さんぽのRight&Left25  
小林三歩(コラムニスト)  
Kさんのこと
 
ぶらりしゃらり37  
轡田隆史(エッセイスト)  
「天動説」を好むは何故ぞ
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。33  
高橋 f(写真家)  
大丈夫?大丈夫か?
 

 
5月
(No.231)

 

 
石井一弘
(フォトジャーナリスト)
 
有珠山噴火は西山火口からだった。国道230号は寸断されたままだが、見物人は後を絶たない(4月1日、虻田町泉地区にて)。




特集 北海道開拓の履歴書……先人たちの意志
 
 21世紀を迎えた今、この北海道という地域の成り立ちに目を向けてみる。私たちの住む北海道という地域が、昨今は、停滞、混迷、困惑、撤退というようなマイナスの言葉に彩られがちである。その原因をめぐっての言説も少なくないが、より根本的な解決策は私たちの住む地域のそもそもの形成過程を知ることから始まるのではないか。かつての北海道を切り拓いた人たちの意気軒昂な姿は、歴史を創り出すエネルギーのあり方も教えてくれる。そのエネルギーの種子が、歴史の層の中に埋まっていることを知る考察の数々……。
 
◆対談 開拓移住者たちの群れ
 中村英重(札幌市史編集室副編集長)
 北室かず子(編集者・ライター)

 北海道が近代化されていく前夜、そして北海道が拓かれていく過程はどんな人たちによって担われていたのか。全国から北海道に移住してきた開拓者たちの背景、移住を促進させるために当時の新聞社が取り組んだ勧誘事業。その中心人物である記者2人の存在とその記録を発見した中村英重氏に、明治の北海道移住者について平成の移住者・北室かず子さんが訊き出す開拓移住者たちの歴史。
 
◆屯田兵の実相と北海道開拓
 桑原真人(札幌大学教授)

 昨年秋に出版された『北海道の歴史』(山川出版社)の執筆者の一人である桑原真人教授が語る最新の北海道史研究の動向とそこから見えてくる歴史の教えの数々。
 
◆開拓使通り◎物語
 西村英樹(フリーライター・プランナー)

 北海道でもっとも由緒を語るには相応しいと思われる「開拓使通り」について、空間性と時間軸を絡めつつ道庁正門から東に延びる1本の道を語る。一つの道に層としてどのような事実や人たちが含まれているのか、歴史という名の地層探検。
 
◆北海道工業の後進性を歴史的に検証する
 白木沢旭児(北海道大学大学院文学研究科助教授)

 北海道の産業の歴史を紐解くと、今に通じる課題がそのままのような形で見えてくる。いくどもあった脱皮のチャンスを逃す“癖”も散見される。このパターンは現代も繰り返されているのかもしれない。歴史を通して地域の自己像を再点検することが、これからの地域像をしっかりしたものにする。
 
◆隣人との共存〜アイヌ民族との関係
 本多 貢(北海道地名の会会員)

 北海道にあっては身近な存在である「アイヌ民族」について隣人としての立場から、その重要性について考察する。世間に流布されやすい説のいくつかを紹介しつつ、北海道探検の史実も捉えながら冷静にこれからを見通す。


21世紀は「環境」が決める12  
都留信也(日本大学生物資源科学部総合研究所教授)
カエルから見る水辺環境の復元
 
写2001北海道vol.38  
石井一弘(フォトジャーナリスト)  
有珠山噴火1年
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
友情の文学誌〜高橋英夫君のこと
 
しゃりばり人インタビュー
山崎泰博((株)ロイズコンフェクト 代表取締役)
北海道を愛する人が育てたチョコレート これからのロイズ
 前回に引き続き(株)ロイズコンフェクト社長に登場いただき、これからの会社経営について語っていただいた。北海道を愛する気持ちが溢れるほどに伝わってくる。 
 
HIT研究員手控帳7  
原 一彰(計画部主任研究員)
 
中央アジア トルクメニスタンを知る(下)  
松丸 了(日本サハリン協会常務理事)
日本との関係樹立と発展
 
詳解!ロシアのアネクドート23  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員) 
スポーツにまつわるアネクドート<その2>
 
ロシア極東情報  
早川健人(毎日新聞社報道部記者)  
サハリンの豪雪対策に出会う
 
-------------------------
 
Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
規制を考える2  
小西義孝(構成作家)
ファームインを始めるのは、こんなに難しい
 
新・当世資生譚1  
齋藤一朗(小樽商科大学商学部商学科助教授) 
地域金融機関の“地域性”とは何か?
 
身体/他者2  
石原孝二(北海道大学大学院文学研究科助教授) 
都市の風土、風土としての都市
 
人類がたどりついた“先端技術”19  
宮嶋 望(共働学舎新得農場代表) 
マイナスイオンその7〜嬉しそうな顔〜
 
-------------------------
 
山夢春秋46  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
過料
 
月刊葉書“今、志民は……”
 
掲示板  
竹川征次(美術館館長)  
<美瑛通信>「丘の上の美術館」建設物語8
 
掲示板  
『シーズネット』誕生!
 
さんぽのRight&Left24  
小林三歩(コラムニスト)  
夏眠
 
ぶらりしゃらり36  
轡田隆史(エッセイスト)  
『組曲 月山』を聴きながら……
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。32  
高橋 f(写真家)  
おれは俺だ
 

 
4月
(No.230)

 

 
河野利明
(写真家)

渓流のフキノトウ
 
春風に舞うフキノトウ。春を奏でる水飛沫。山あいの小川でみつけた早春譜。新緑の季節は間近か。




特集 地域の価値を高める方法〜北海道の長所を生かす
 
 21世紀はじめての新年度である。私たちは4月を区切りに気持ちを新たにする習慣をもっているが、新世紀に相応しい価値観で北海道という地域をとらえ直したいと思う。
 今、北海道の長所を活かすために何を起こし始めるべきなのか、何が起こり始めているのか、それぞれの現場を熟知されている方々に登場してもらった。
 自ら世界の発展途上国に身を投じ地域研究をしている大学人、全道・全国の地方事情に詳しいジャーナリスト、北海道の家族関係を現場から理解している高齢社会問題のエキスパート、長年にわたって地域住民と顔をあわせながら福祉情報を創ってきたフリーライターである。
 
◆北海道には貨幣換算できない≪財≫がある
 〜生活実感への着目
 草郷孝好(北海道大学大学院経済学研究科助教授)

 開発途上国の社会経済問題に明るく、北海道大学で「社会政策論」「労働経済学特論」を講義されている草郷孝好助教授に「北海道」と発展途上国の姿を比較してもらった。そこから浮き彫りにされるのは、地域「活性力」育成への≪個≫による取り組みの必要性である。
 
◆他人を守ってこそ自分を守れる
 〜コミュニティの危機と可能性
 梶田博昭(地域メディア研究所代表)

 愛知県豊田市を訪ねた。世界最先端の自動車生産ラインを目の当たりにし、トヨタ博物館で世界の自動車文化に圧倒された。博物館のラウンジから一望できるゆるやかな丘陵地帯が、少しばかり心の火照りを鎮めてくれた。一帯は、豊臣秀吉と徳川家康が相まみえた「長久手の合戦」の舞台として知られ、愛知用水が南北に縦断する。
 
◆高齢社会に合わせた価値観を創る
 岩見太市(札幌市社会福祉協議会地域ケア推進部長)

 北海道の高齢社会には際立った特長がある。筆者が現場で高齢者に接してきた豊かな経験から、北海道の特性に沿った地域づくりを提唱する。北海道の実態を知れば知るほど高齢社会を「介護」から見るのではなく、「生きがい」から捉える必要性の背景が理解できる。
 
◆住民が創りだす地域生活
 〜「栗山ならだいじょうぶ」の理由
 折内えつ子(フリーライター)

 栗山町が先進的に取り組む福祉事業。その情報を収集し加工する中で、これからの地域づくりの中における「福祉」の意味、ありようを考えてこられた。地域に入り込み多くの人と接して得た10年の成果をお伝えする。


21世紀は「環境」が決める11  
都留信也(日本大学生物資源科学部総合研究所教授)
環境倫理が求められる時代〜第2部を再開するに当たって
 
写2001北海道vol.37  
石井一弘(朝日新聞社報道部)  
しばれた北海道
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
出版界再生の起爆剤
 
-------------------------
 
HIT設立25周年企画16 
21世紀への磁針 
ユーラシアを吹き抜ける風〜交錯する精神と資源

 
北海道史管見(補遺)  
土肥恒之(一橋大学社会学部教授)
小樽高商物語
 
-------------------------
 
中央アジア トルクメニスタンを知る(上)  
松丸 了(日本サハリン協会常務理事)
独立国家を襲う幾多の不幸
 
詳解!ロシアのアネクドート22  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員) 
スポーツにまつわるアネクドート<その1>
 
-------------------------
 
Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
規制を考える1  
小西義孝(構成作家)
スタッドレスタイヤを嘆く前に
 
人類がたどりついた“先端技術”18  
宮嶋 望(共働学舎新得農場代表) 
マイナスイオンその6
〜農業もチーズづくりも人間も同一の良い環境で〜
 
身体/他者1  
石原孝二(北海道大学大学院文学研究科助教授) 
装いの倫理
 
-------------------------
 
山夢春秋45  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
大工っ気
 
講演会レポート
ナレッジ・マネジメントの潮流   
編集部
 2月22日(木)、札幌市内のホテルで「日本ナレッジ・マネジメント学会」の森田松太郎理事長を招いた講演会が、(社)北海道機械工業会と(社)北海道開発問題研究調査会の主催で開かれた。その様子をレポートする。
 
月刊葉書“今、志民は……”
 
掲示板  
竹川征次(美術館館長)  
<美瑛通信>「丘の上の美術館」建設物語7
 
掲示板  
『シーズネット』誕生!
 
さんぽのRight&Left23  
小林三歩(コラムニスト)  
ごごしま
 
ぶらりしゃらり35  
轡田隆史(エッセイスト)  
フーテン縄文老人日記
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。31  
高橋 f(写真家)  
座して待たず
 

 
3月
(No.229)

 

 
河野利明
(写真家)

春めく道
 
釧路湿原に続く1本の道。長く厳しい冬から開放され、北国の空に早春の鼓動が伝わる。




特集 今、ユーラシアを注目する〜「北」の価値と可能性
 
 昨年1月より“「北」を探究する〜新世紀のパラダイムへ”と題してスタートしたシリーズは、本号でほぼ終了する。
 15ヵ月にわたる「北」への関心をベースにした、この知的資源は今後どのように活用していくのか、その将来性についても、併せて現在の経済活動を中心とした動きや過去の歴史的検証も踏まえて、私たちの身近な「北」の可能性を論じる。
 
◆「北」へのまなざし 2002年の収穫
 原 暉之(北海道大学スラブ研究センター教授)

 本シリーズの口火を切っていただいた原暉之教授に、締めくくりの考察をお願いした。「北」を強く意識した最新の研究者たちの成果を取り入れた考察は、「北」に位置する地域に住む私たちに、安定しきった世界観からの脱皮を促す。
 
◆ユーラシアという視座から「極東」を望む
 村上 隆(北海道大学スラブ研究センター教授)

 ロシア極東の経済、旧ソ連のエネルギー事情に詳しい村上教授は、「極東」をユーラシア大陸の一部として見るように勧める。サハリンと北海道の良好な関係をつくる意味からも、示唆に富む提言である。
 
◆ユーラシア大陸の腹部、トルクメニスタン
 〜中央アジアの天然ガスと石油の国
 松丸 了(日本サハリン協会常務理事・事務局長)

 ソ連崩壊後、“第2のクウェート”を自負するだけの地下資源に恵まれ、“中央アジアのスイス”という位置づけを、国連総会で満場一致で認められたユーラシア大陸の一国、トルクメニスタンに、7年間関わった日本人の活動を通して、日本と中央アジアの関係の一端が浮き彫りにされる。
 
◆100年前の「北方研究」〜樺太博物館物語
 井澗 裕(小渕フェローシップ派遣研究員)

 20世紀初頭、日本人は北方に対してどのように「本気」に取り組んだのか。サハリン(当時・豊原)に残した研究機関としての博物館構想について、当時の記録から読み取る。構想は30年間にわたって実現化されていくが、北方研究の役割を担った「樺太庁博物館」の歴史変遷を辿りながら、現在、同地にて建築史研究に取り組む井澗裕氏が、これからの北海道と北方地域のあり方を論ずる。
 
◆もう一つの「北方研究」・満州の「国立中央博物館」
 佐々木 亨(北海道大学文学部助教授)

 「樺太庁博物館」とパラレルな関係にあった満州の「国立中央博物館」のことについて研究している佐々木助教授に、当時の日本人の関心がどのようなものであったのかをお聞きした。


写2001北海道vol.36  
河野利明(写真家)  
流氷の去る季節
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
日本人の古典
 
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HIT設立25周年企画15 
21世紀への磁針 
ユーラシアを吹き抜ける風〜交錯する精神と資源

 
北海道史管見(下)  
土肥恒之(一橋大学社会学部教授)
真宗門徒のエートス
 
-------------------------
 
当世資生譚 甘口・辛口・へらず口(最終回)  
齋藤一朗(小樽商科大学商学部商学科助教授) 
人材の育成が急務の北海道経済、とはいうものの……
 
情報戦争としての日露戦争(最終回)  
佐藤守男(HIT特別研究員)
情報活動の日露比較−むすび−
 
詳解!ロシアのアネクドート21  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員) 
学校のアネクドート<その3>
 
HIT研究員手控帳6  
井芹祥子(調査部研究員)
 
山夢春秋44  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
ザック
 
-------------------------
 
Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
陽だまりの詩・番外編 人類がたどりついた“先端技術”17  
宮嶋 望(共働学舎新得農場代表) 
マイナスイオンその5〜どうして健康を取り戻せるのか〜
 
食の透視画法12  
高井哲彦(北海道大学大学院経済学研究科助教授・
     同大学院法学研究科附属高等法政教育研究センター研究員)
クレオールとしての文化と社会(下)
 
-------------------------
 
月刊葉書“今、志民は……”
 
掲示板  
竹川征次(美術館館長)  
<美瑛通信>「丘の上の美術館」建設物語6
 
掲示板  
カレー大国北海道をめざして『北海道カレー会議』が発足
 
さんぽのRight&Left22  
小林三歩(コラムニスト)  
紙と手書き文字のゆくすえ
 
ぶらりしゃらり34  
轡田隆史(エッセイスト)  
知的ラクチンに閑居して
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。30  
高橋 f(写真家)  
愚者か賢者か
 

 
2月
(No.228)

 

 
田村 隆
(写真家)
 
音更町・十勝種畜牧場の寒中運動




特集 サハリンの活気と北海道
 
 北海道に近いサハリンが急速に浮上してきている。いよいよ巨大プロジェクトが本格的に胎動する様子が、はっきりしてきた。かねてより、北海道がこの機会を活かすように提言をしてきたが、今回は最も新しい情報をもとに、これからの北海道とサハリンの関係について事情に詳しい二人に登場してもらった。
 
◆「サハリンの活況」を北海道に活かす
 富樫 巧(HIT情報企画部主任研究員)

 HITの設立25周年記念フォーラムで記念講演をされた京都大学の中西輝政教授は、ご専門の国際政治学、国際関係史から、北海道に最も近い外国であるロシアのこれからの発展を「おそらく2010年代にはロシアは我々の目の前に新たな経済、政治大国として姿を見せるのだと思います」(前号参照)と発言されている。復活の前兆というものが10年ないし20年前から動きだしているというのも歴史の教えるところである。そこで、日々、極東情報や極東で仕事をしている方々に接する機会の多い当会の富樫主任研究員に、最も新しい情報をもとに現在のロシア、中でも北海道に近いサハリンについて話を聞いた。
 
◆サハリン・ビジネスへのアプローチ
 松丸 了(日本サハリン協会常務理事・事務局長)

 サハリンとの結びつきを強めようとする関係者が日々経験してきたことなどを中心に、「ロシア・極東・サハリン経済の探究」を訳した元商社マンが報告する。

変わり始めた地方
 
 「空白の90年代」と決別して新世紀を迎えるために、私たちは何をどうすればいいのか。国家財政の悪化という全体状況を理解した上で、北海道地域がしなければならないこと、できることを身近な生活と密接に結びついている地域住民の実践も含め報告する。
 
◆本当の「政策」を求めて〜変わってきた地方の人々の意識
 宮脇 淳(北海道大学法学部教授)

 かねてより国や地方の財政構造の変革を求めて提言を続けてこられた北大教授の宮脇淳氏に、これからの地方の在り方、地域住民の在り方などについて最近の社会変貌を視野に入れて語ってもらった。
 
◆ボランタリー資源の「発見」と地域通貨
 樽見 弘紀(北海学園大学法学部助教授)

 地域の住民が生活していく上で支えあう仕組みを世界中で模索している。その一例をニューヨークの体験を交えて、基本的なボランティア資源の考え方などを報告する。
 
◆地域の 「力」 を掘り起こす〜栗山町の試み  
 編集部

 札幌から車で1時間ほどのところにある人口1万5000人を少し超える栗山町は、10年以上も前から福祉への先進的取り組みで評判の町である。その町が、いまはエコマネー「クリン」でも全国から注目を浴びている。福祉への積極的な取り組みの延長上にこの「エコマネー」導入もあったようにも聞くが、試験流通に取り組み始めてからの反響に事務局も対応に追われっぱなしだという。


写2001北海道vol.35  
田村 隆(毎日新聞北海道支社報道部)  
北の冬を楽しく
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
歴史が動くとき
 
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HIT設立25周年企画14 
21世紀への磁針 
ユーラシアを吹き抜ける風〜交錯する精神と資源

 
寒冷地研究と北方生活の技術(下)  
斎藤 健(北海道大学低温科学研究所研究推進員) 
南極と北海道の関わり
 
北海道史管見(中)  
土肥恒之(一橋大学社会学部教授) 
北前船の伝統
 
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当世資生譚 甘口・辛口・へらず口44  
齋藤一朗(小樽商科大学商学部商学科助教授) 
北海道の産業政策とその戦略性
 
ロシアウクライナ政治の底流を読む(最終回)  
松里公孝(北海道大学スラブ研究センター教授)
プーチン改革の行方
 
詳解!ロシアのアネクドート20  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員) 
学校のアネクドート<その2>
 
情報戦争としての日露戦争11  
佐藤守男(HIT特別研究員)
英米観戦武官団
 
ロシア極東情報  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)/訳:富樫 巧 
サハリンプロジェクト受注を巡るロシア極東企業の決心
 
HIT研究員手控帳5  
常本千里(計画部研究員)
 
山夢春秋43  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
3年復活説
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
陽だまりの詩・番外編 人類がたどりついた“先端技術”16  
宮嶋 望(共働学舎新得農場代表) 
マイナスイオンその4〜あなたの健康を取り戻すために〜
 
食の透視画法11  
高井哲彦(北海道大学大学院経済学研究科助教授・
     同大学院法学研究科附属高等法政教育研究センター研究員)
クレオールとしての文化と社会(中)
 
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月刊葉書“今、志民は……”
 
掲示板  
竹川征次(美術館館長)  
<美瑛通信>「丘の上の美術館」建設物語5
 
さんぽのRight&Left21  
小林三歩(コラムニスト)  
「せんざんき」顛末記
 
ぶらりしゃらり33  
轡田隆史(エッセイスト)  
遊びの研究で己を救う
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。29  
高橋 f(写真家)  
ウダウダと私の道を
 

 
1月
(No.227)

 

 
河野利明
(写真家)

鮭漁
 
夜明け前に出漁、仕掛けた網を力強くたぐる。緊張の一瞬。水飛沫が海面をたたき歓喜があがる。




特集 歴史から、日本の21世紀
 
 当会(社団法人 北海道開発問題研究調査会)の設立25周年記念フォーラム(平成12年11月7日開催)での中西輝政氏(京大教授)による記念講演、中西教授と粕谷一希氏(本誌巻頭言「ブラキストン線」筆者)の対談、フォーラム第2部のパネルディスカッション(内田和男・北大教授、賀来景英・(株)大和総研副理事長、田村雄司・北海道新聞編集委員、原 暉之・北大教授による)を掲載する。
 21世紀を迎えるにあたってこの国の歩んできた歴史と先進国が歩んだ歴史を比較し、混迷の度を深める現代に生きる私たちが、どのようにこれからの進路を選択し、どのように生きていくことが良いのか、それぞれの方々の発言に注目したい。
 
◆HIT設立25周年記念フォーラム・基調講演
 大国の興亡に見る日本の行方
 中西輝政(京都大学総合人間学部教授)

 国際政治学、国際関係史、文明史を専門とする中西教授が、私たちに今日の日本社会をどのように見るべきなのか、国の進路は、私たちの日々の生き方とも通じるものであることを説く。史実をもとに冷静な判断を下すヒントが多々、講演記録から得られる。
 
◆対談
 21世紀に臨む日本人の心構え〜成功の飽和後を生き抜く
 中西輝政氏(京都大学総合人間学部教授)
 粕谷一希氏(評論家)

 20世紀から21世紀へと歴史の日付が変わろうとする今日、歴史という視点から私たちの住む国、地域について自信を取り戻すための姿勢を語り合う。歴史の教訓を生かすことで、未来を確かなものにすることが可能である。
 
◆HIT設立25周年記念フォーラム・パネルディスカッション
 北海道とは、いったい何だろう
 コーディネーター
 :内田和男(北海道大学 経済学部長)
 パネリスト
 :賀来景英(株式会社大和総研 副理事長)
  田村雄司(北海道新聞社 編集委員)
  原 暉之(北海道大学 スラブ研究センター教授)

 北海道を外から観察できる立場や経験をもち、北海道に惹かれる有識者たちによる北海道論は、耳あたりの痛いものも多いが、ここは苦言を良薬にするように受け止めたい。


写2001北海道vol.35  
石井一弘(朝日新聞社報道部)  
地酒
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
いま、旬な男たち
 
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HIT設立25周年企画13 
21世紀への磁針 
ユーラシアを吹き抜ける風〜交錯する精神と資源

 
寒冷地研究と北方生活の技術(中)  
斎藤 健(北海道大学低温科学研究所研究推進員) 
30万年前のロマンと開拓者
 
北海道史管見(上)  
土肥恒之(一橋大学社会学部教授) 
移民の世紀
 
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当世資生譚 甘口・辛口・へらず口43  
齋藤一朗(小樽商科大学商学部商学科助教授) 
AIR DO支援の経済学
 
ロシアウクライナ政治の底流を読む16  
松里公孝(北海道大学スラブ研究センター教授)
沿海地方政治史7
 
詳解!ロシアのアネクドート19  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員) 
学校のアネクドート<その1>
 
情報戦争としての日露戦争10  
佐藤守男(HIT特別研究員)
ロシア陸軍の対日情報活動
 
ロシア極東情報  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)/訳:富樫 巧 
沿海地方のビール戦争
 
HIT研究員手控帳4  
寺下麻理(調査部研究員)
 
山夢春秋42  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
馬賊
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
陽だまりの詩・番外編 人類がたどりついた“先端技術”15  
宮嶋 望(共働学舎新得農場代表) 
マイナスイオンその3〜“炭埋”のすすめ〜
 
食の透視画法10  
高井哲彦(北海道大学大学院経済学研究科助教授・
     同大学院法学研究科附属高等法政教育研究センター研究員)
クレオールとしての文化と社会(上)
 
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月刊葉書“今、志民は……”
 
掲示板  
竹川征次(美術館館長)  
<美瑛通信>「丘の上の美術館」建設物語4
 
さんぽのRight&Left20  
小林三歩(コラムニスト)  
ばんえい競馬
 
ぶらりしゃらり32  
轡田隆史(エッセイスト)  
2001年の人類の記憶の旅
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。28  
高橋 f(写真家)  
退屈したいヨ
 



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