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12月
(No.262)

 

 
河野利明
(カメラマン)
 
タンチョウ飛翔
 
吸い込まれそうな青空と早朝の凛とした寒気のなか阿寒富士(左)と雌阿寒岳(右)を背景に力強い編隊飛行で給餌場へ向かうタンチョウ。鳥を驚かさないよう雪原に体とカメラを隠す穴を掘り、白いシーツで覆って待つこと5日。ようやく晴天と理想の編隊に巡り会い、一瞬のシャッターチャンスに恵まれた。



特集 「道州制」の根幹について
 
 国政選挙が終わり、「道州制」をめぐっての議論は今後沸騰することが予測される。北海道民である私たち自身が、表面的な変化に目が奪われ上滑りな道州制論議に流されないように、現在の状況下でなぜこのことが政策として浮上してくるのかを見極め、当会の考える基本的な立場を述べる。さらに前号に続いて北海道大学の宮脇淳教授のインタビューを掲載する。
 
◆道州制の議論のために 
 社団法人北海道総合研究調査会

 地方分権の言葉が違和感なく社会に流通するようになったが、問題点も鮮明になっている。その間の経緯を見つめてきた当会としては、地方分権の具体的受け皿としての「道州制」に着目する。それも、「北海道政府」という新しい仕組みを想定し、その実現のための具体的方策も一部提示する。
 
◆「道州制」を考えるために
 〜「道州制」を宮脇淳教授(北海道大学)に聞く

 にわかにクローズアップされた観もある「道州制」だが、そもそもは地方分権、国家体制の変更を促す大きな潮流によって浮上してきた論議である。そこで地方行政、地域経営に詳しい北海道大学教授の宮脇淳氏に「道州制」とその周囲の事情を語っていただいた。


写2003北海道vol.69  
田村 隆(毎日新聞北海道支社報道部)  
市町村合併問題に小学生も投票
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
拉致問題と日本人の島国根性
 
「国境の海」のものがたり12  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
―第一章 密漁の海―(その十一・分裂する対ロ方針)
 
詳解!ロシアのアネクドート54  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)
バカンスの過ごし方<その2>
 
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北海道大学スラブ研究センター公開講座4
サンクト・ペテルブルグ300年の歴史と文化

 
(記事は、平成15年5月12日〜6月2日にかけて北海道大学スラブ研究センターにて開講された講義を収録したものです。)
 
◆サンクトペテルブルクと日本の文化交流
 ――日本の古典詩歌に魅せられたロシア人有名作曲家達による歌曲
   土肥睦子(ピアニスト)
 
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(社)HIT地域企画部レポート
 
◆アイヌ伝統文化の今日的継承の取り組み
 〜緊急地域雇用創出事業の実践を通じて〜
 澤登真奈美 
 
◆都市計画キャラバン2003北海道
 〜美しいまちなかの再生と戦略〜    
 鈴木 等
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>

 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち21  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
芳賀サ――エンレイソウを使って細胞遺伝学の研究
 
北国生活、それぞれの科学12  
本間 寛(北海道立衛生研究所所長)
道民の生を衛る
 
中国内モンゴル自治区の農業の現状と将来12<終>
石 嶺(内モンゴル農業大学農学部助教授/
    現北海道大学大学院農学研究科外国人研究員) 
多用途植物―沙棘(日本名ヒッポファエ)―
 
身近なみどりを考える12<終>  
佐藤孝夫(北海道立林業試験場緑化樹センター主任研究員・農学博士)
都市緑化の将来
 
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山夢春秋77  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
影を背負いて
 
掲示板
書評『「北方領土」上陸記』
上坂冬子著/文藝春秋/03年刊/本体価格1429円+税)
 
書評『父のがんを知った日から』
(小林智著/寿郎社/03年刊)
 
「しゃりばり」バックナンバー目次(2003年1月〜12月)
 
モノづくりの現場7  
小林三歩(コラムニスト)  
インターネット・ホームページ管理者
 
ぶらりしゃらり67  
轡田隆史(エッセイスト)  
○△□こそすべての根源
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。63  
高橋 f(写真家)  
五万冊の本
 

 
11月
(No.261)

 

 
石井一弘
(フォトジャーナリスト)
 
9月26日の十勝沖地震で製油所のタンクが炎上した。消し止められたが28日、別のタンクがまた燃え出した。鎮圧までなんと44時間あまり。危機管理と防火対策の脆弱さを露呈した。(9月29日午前8時30分、苫小牧にて)




特集 社会変化に即応する政策を求めて
 
 社会の構造が大きな変わり方をしていることを肌で感じながらも、その先にある姿が見極めきれずに戸惑っているうちに時間が流れ、事態の解決が難しくなる……そんな思いを持っている人は少なくないだろう。
 そこで本号では北海道地域を覆ういくつかある問題点から、緊急度の高いものと考えられる「雇用」のこと、「道州制」のこと、そして「極東」のことを取り上げた。これからの逞しい北海道地域を創るための契機になることを願っている。
 
◆再出発できる雇用政策を
 〜社会の構造変化を視野に入れて
 【対談】
 樋口美雄(慶應義塾大学 商学部教授)
 松井一實(厚生労働省労働基準局勤労者生活部長)

 失業率をめぐって公表される数字は、この社会が大きな転換期に入って混迷する状況を物語る。この今までに経験のない状況を打開するためにどのような思考が求められ、どのような対策が必要なのか、この分野の第一人者に語ってもらった。
 
◆「道州制」を考えるために
 〜「道州制」を宮脇淳教授(北海道大学)に聞く

 にわかにクローズアップされた観もある「道州制」だが、そもそもは地方分権、国家体制の変更を促す大きな潮流によって浮上してきた論議である。そこで地方行政、地域経営に詳しい北海道大学教授の宮脇淳氏に「道州制」とその周囲の事情を語っていただいた。
 
◆「日ロ交流新時代、地方都市が担う役割」
 〜「日ロ交流シンポ」報告

 9月20日(土)13:30より2時間半にわたって「日ロ交流シンポジウム」が当会(社団法人北海道総合研究調査会)主催で北海道大学学術交流会館にて開催された。
 シンポジウムのテーマは「日ロ交流新時代、地方都市が担う役割」として、基調講演に駐日ロシア連邦大使のアレクサンドル・N・パノフ氏を迎えた。パネリストには、堀達也氏(前北海道知事、フェック北海道代表)、杉本侃氏(日本経団連日ロ経済委員会事務局長)、岩下明裕氏(北海道大学スラブ研究センター助教授)、コーディネーターに山中Y子氏(国連大学・北海道大学客員教授)という陣容であった。当日のシンポジウムの要旨を紹介する。
 
・開会挨拶二題
 
・基調講演〜日ロ交流新時代
 アレクサンドル・N・パノフ(駐日ロシア連邦大使)
 
・パネルディスカッション
 〜コーディネーター&パネリスト発言要旨
 
 形成型の外交を         
 山中Y子(国連大学・北海道大学客員教授)
 
 北海道が取り組んできたこと   
 堀 達也(前北海道知事、フェック北海道代表)
 
 日本の経済活動とロシア     
 杉本 侃(日本経団連日ロ経済委員会事務局長)
 
 国境を身近に見る地方都市の優位性
 岩下明裕(北海道大学スラブ研究センター助教授)
 
 北海道の企業に頑張ってほしい  
 アレクサンドル・N・パノフ(駐日ロシア連邦大使)  


写2003北海道vol.68  
石井一弘(フォトジャーナリスト)  
猛威を振るった台風の爪あと
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
レンブラント讃
 
「国境の海」のものがたり11  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
―第一章 密漁の海―(その十・水産マフィアの抗争)
 
詳解!ロシアのアネクドート53  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)
バカンスの過ごし方<その1>
 
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北海道大学スラブ研究センター公開講座3
サンクト・ペテルブルグ300年の歴史と文化

 
(記事は、平成15年5月12日〜6月2日にかけて北海道大学スラブ研究センターにて開講された講義を収録したものです。)
 
◆劇的空間としてのサンクト・ペテルブルグ
 楯岡求美(神戸大学国際文化学部助教授)
 
◆英雄都市レニングラード――900日の攻防戦とその後
 原 暉之(北海道大学スラブ研究センター教授)
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
新・当世資生譚16  
齋藤一朗(小樽商科大学商学部商学科助教授)
本道地方自治体の貯蓄投資バランスと累積債務
 
感性の大地を耕す10  
北村清彦(北海道大学大学院文学研究科教授)
北海道における芸術の未来圏
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち20  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
吉田順五――「積雪の科学」を創始する
 
北国生活、それぞれの科学11  
長野秀樹(北海道立衛生研究所微生物ウイルス科長)
人に手強い「O157」
 
中国内モンゴル自治区の農業の現状と将来11
石 嶺(内モンゴル農業大学農学部助教授/
    現北海道大学大学院農学研究科外国人研究員) 
甘そばとダッタンそば
 
身近なみどりを考える11  
佐藤孝夫(北海道立林業試験場緑化樹センター主任研究員・農学博士)
組織培養で木を増やす
 
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山夢春秋76  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
マウンテンステッキ症候群
 
掲示板 
書評『母の贈りもの――アン・モロー・リンドバーグ 最期の日々』
(リーヴ・リンドバーグ著/桃井緑美子訳/青土社/2003年刊)
 
モノづくりの現場6  
小林三歩(コラムニスト)  
札幌郊外 某ラーメン店 店主
 
ぶらりしゃらり66  
轡田隆史(エッセイスト)  
時々刻々に初心あるべし
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。62  
高橋 f(写真家)  
徹底的にやる 
 

 
10月
(No.260)

 

 
河野 誠
(読売新聞カメラマン)
 
盲導犬
 
全国で盲導犬育成の協会・団体の数は9法人、訓練施設10ヶ所。日本で育成された盲導犬が世に送り出されて46年。現在は全国で約900頭が視覚障害者の目となっている。盲導犬として活躍できるのは8年から10年。北海道盲導犬協会には全国で唯一の「老犬ホーム」があり、リタイアした犬を最後までみとっている。




特集 郷土史と私たちの周辺
 
 「郷土史」という領域が主にアマチュア世界のことと見られていた時間が長い。今も市井の歴史好きの方々によって、史実の発見、資料の整理、歴史の想像などが多くなされている。そうした歴史の裾野が広がるなかで、北海道開拓とともに始まった移住者の時代との格闘ぶり、そこで織りなされた人間模様などを身近なところから探訪する。北海道開拓のルーツ発見と本州とのつながりに意外な面白さも発見される。
 
◆士族移住という照準器に見えるもの
 ――当別史を坂田資宏氏に聞く
   (当別町教育委員会歴史研究専門員)

 「しゃりばり」6月号から3回続いた当別を中心とした歴史探訪を振り返りつつ、今の北海道に残っている開拓精神、あるいは取り戻したい開拓精神などについて、郷土史に精通されている坂田氏に語っていただく。
 
◆郷土史考 
 小西義孝(構成作家)

 最近の書店で見かける郷土の発展に尽くした人々を取り上げたシリーズ本がある。読者をつかんだ読み物から北海道にも郷土愛の芽生えが見られる、と筆者は説く。経験に学ぶ者と歴史に学ぶ者の違いも指摘する。
 
◆本庄陸男「石狩川」を読む
 ――「自然」と「人間」
 我孫子晴美(札幌大谷短期大学図書館司書)

 小説「石狩川」を読むことで見えてくる二つの自然光景がある。一つは原野を切り拓く開拓そのもの、もう一つはその戦いに挑む者たちの人間社会の葛藤である。本誌初登場の筆者が二つの自然の交錯する瞬間を読み解いていく。
 
◆住む地に先人の歴史あり……札幌村のこと
 大島 守(札幌村郷土記念館事務局長)

 身近な場所にあった札幌村の歴史の数々。その一つ一つを長年、発掘し丹念に磨いてきた札幌村郷土記念館事務局長の大島守さんが自らの体験を踏まえて語る札幌村郷土史の今の姿。
 
◆“農聖”依田勉三――大器晩成を懸けた開拓の軌跡
 濱市淑恵(HIT調査部研究員)

 明治16年(1883)、依田勉三率いる晩成社移民13戸27人が帯広に移住し、120年の歳月が過ぎた。これまで幾人もの人々が、その存在を後世に伝えようと、依田勉三を小説に著し、銅像を建て、御霊を奉った。そうまでさせる依田勉三とは、どういう人物なのか。勉三生誕150年の節目に、十勝開拓の人柱となった翁の生涯を振り返ってみる。併せて、勉三の研究を続ける松本晴雄氏の話と勉三をめぐる最近の動きも参考として付記する。
 
・新たな視点から勉三を研究 長編小説に
 松本晴雄(松崎町郷土史研究家)

 松崎町の郷土史研究家・松本晴雄氏(67)は、30年にわたり依田勉三の研究と執筆活動を続けている。その成果は「風吹け、波立て―依田勉三十勝を拓く―」と題する長編小説にまとめられ、自ら立ち上げたホームページで平成13年5月より公開している。小説は「開発編」「開拓編」「拓殖編」「十勝野編」の4部からなり、この7月ついに完結を迎えた。原稿用紙にして約2500枚に及ぶ大作である。伊豆松崎町を訪ね、研究の動機や経緯、依田勉三への思いを語っていただいた。
 
・来春公開映画「新しい風―若き日の依田勉三―」


写2003北海道vol.67  
河野 誠(読売新聞カメラマン)  
共に生きる
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
小熊秀雄復活
 
「国境の海」のものがたり10  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
―第一章 密漁の海―(その九・人道支援という環境整備)
 
詳解!ロシアのアネクドート52  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)
イラク戦争のアネクドート<その4>
 
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北海道大学スラブ研究センター公開講座2
サンクト・ペテルブルグ300年の歴史と文化

 
(記事は、平成15年5月12日〜6月2日にかけて北海道大学スラブ研究センターにて開講された講義を収録したものです。)
 
◆科学都市としてのサンクト・ペテルブルク 
 梶 雅範(東京工業大学社会理工学研究科助教授)
 
◆石と水の詩――聖都の二〇世紀詩人たち 
 鈴木正美(稚内北星学園大学情報メディア学部教授)
 
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社・HIT調査部レポート

介護保険制度の成立背景とその影響
――パネルデータを利用して
切通堅太郎(研究員)
 介護保険制度が施行され3年半。その影響について、同一個人を継続的に追跡し、時系列を把握する視点から考察する。当会調査部研究員が「パネルデータ」を使って現状報告する。
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち19  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
菟原逸朗――俳諧も楽しんだ優秀で怖い教師
 
北国生活、それぞれの科学10  
加藤芳伸(北海道立衛生研究所生物科学部遺伝子工学科長)
温泉と健康づくり
 
中国内モンゴル自治区の農業の現状と将来10
石 嶺(内モンゴル農業大学農学部助教授/
    現北海道大学大学院農学研究科外国人研究員) 
中国農業の将来における内モンゴルの役割
 
身近なみどりを考える10  
佐藤孝夫(北海道立林業試験場緑化樹センター主任研究員・農学博士)
さし木のすすめ
 
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山夢春秋75  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
詫び文
 
掲示板 
書評『ネットのパン屋で成功しました』
(田中明子著/筑摩書房/03年刊)
 
モノづくりの現場5  
小林三歩(コラムニスト)  
大阪・デパート催事担当者
 
ぶらりしゃらり65  
轡田隆史(エッセイスト)  
豆腐の旨い町のある島で
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。61  
高橋 f(写真家)  
物に背かれる
 

 
9月
(No.259)

 

 
河野利明
(カメラマン)
 
エゾフクロウの雛
 
カシワ、ミズナラ、ハルニレなどの巨木が自生し、原始林の面影をとどめる池田町清見ヶ丘公園で今年6月誕生。巣立ちから10日目を迎え、まだ全身生毛に覆われ愛くるしい目と可愛いしぐさが人々を魅了。フクロウの親子が森を去る日まで地元の子どもたちや大人も入れ替わりやってきて雛の成長をあたたかく見守っていた。池田町の官民あげての森造りの成果が幸福を呼ぶ鳥、フクロウを育てているのかもしれない。




特集 雇用創出をめざすNPO
 
 先月号で「リリーフ」(NPO法人 地域雇用産業フォーラム)について組織の概要、活動について取り上げた。今月号では、その後の「リリーフ」内部での検討を経て、“雇用創出”について「リリーフ事務局」の考えを述べる。さらに「リリーフ」理事である田中富重氏には、雇用創出にいたるための産業育成のヒントを食品産業分野からいただいた。また、若手ライターが北海道の経済状況と若い世代のとらえるNPO観について考察する。
 
◆雇用環境を築くNPO 
 「リリーフ」事務局

 この度、認可をされ活動を始めたNPO法人「リリーフ」。定款には「目的」として「雇用の創造」を第一に挙げている。それは北海道における地域産業の現状、雇用問題を克服するねらいがあってのことだが、そうした発想のベースにある「雇用と失業」の基本的な相関関係を紹介した上で、「リリーフ」の活動内容をさらに詳しく述べたい。なお、「雇用と失業」についての道案内は『雇用と失業の経済学』(樋口美雄著・2001年日本経済新聞社刊)を中心にしている。引用文(頁数表記)は、同書のものである。
 
◆「リリーフ」に参画する理由
 田中富重(社団法人北海道食品産業協議会常務理事)

 この度、誕生した「リリーフ」に理事として積極的に参画する思いを手記に託していただいた。ここでは北海道の食品産業の歩みを長く見てきて、指導もしてきた方ならではの指摘が随所に光る。
 
◆雇用を創るNPOの時代 
 石田陽介(フリーライター)

 若者も着目するNPO活動。しかし、組織としてはまだまだ不安定な状態で、これからの成長が期待される分野である。NPO活動が雇用を確保するまでにいたる一つの道筋を若い目で捉える。
 
特別企画 新渡戸稲造没後70周年記念シンポジウム
     なぜ、今、新渡戸稲造なのか?

 
 平成15年7月12日(土)の午後、4時間にわたって開催されたシンポジウムの記録。
 
◆実行委員長挨拶
 新田 博(北海道新聞社論説主幹)

 
◆【STAGE-1 記念講演】
 遠い過去を知らずして、遠い未来は語れない

 日本が近代国家として歩む過程で重要な舞台となった北海道、その開拓精神をいかんなく発揮した札幌農学校。そこに登場する新渡戸稲造稲造。私たちはこの先人から何を学ぶべきか。
 
・新渡戸稲造に学ぶ・和解と共生への条件
 原田明夫(検事総長)

 任地、盛岡で出会った新渡戸稲造について、共感をもって語る。新渡戸博士が国際連盟職員にいかに敬愛されていたか、ジュネーブを去る際に贈られた送別の辞が胸に迫る。国際社会で活躍した偉大な日本人が甦る。
 
・北海道大学と新渡戸稲造
 中村睦男(北海道大学総長)

 新渡戸稲造が学び、教えた教育現場である北大総長が、教育者としての新渡戸先生を語る。そして今の北大、これからの北大について、謙虚に具体的に構想を披露。今日に継承される新渡戸精神に期待したい。
 
・新渡戸稲造に見る国際人
 草原克豪(拓殖大学副学長)

 “青雲の志”の人である新渡戸稲造について、幼少時代にさかのぼって考察する。国際人として活躍するが、外国かぶれにもならず国粋主義に陥ることもなかった新渡戸の愛国者としての実像に迫る。
 
・人生は開いた扉の様である。新渡戸稲造の世界を語る
 樋野興夫(財団法人癌研究会癌研究所実験病理部部長)

 三年前の国連大学での「武士道発刊百周年記念シンポジウム」開催の中心人物が、新渡戸稲造との出会いを縦横に語る。すでに来年の構想を持ち、閉塞感のただよう現代日本へ「愉快」に「過激」に、かつ「品性」をもって警鐘をならす。
 
◆【STAGE-2 パネルディスカッション】
 甦る日本の巨人、新渡戸稲造の世界を語る

 
【パネリスト】 
 木下弘美(さっぽろ「地球村」代表)
 アンドリュー・ホルバート(アジア財団日本代表)
 原田明夫(検事総長)
 中村睦男(北海道大学総長)
 草原克豪(拓殖大学副学長)
 樋野興夫(財団法人癌研究会癌研究所実験病理部部長)
【コーディネーター】
 新田 博(北海道新聞社論説主幹)

 
 前半の講演に続いて、後半は新たに二人のパネリストを加えてパネルディスカッション。世界の環境問題と自らの生活を結びつけて札幌生まれの木下弘美さんが発言、文字通りの国際人であるA・ホルバートさんもまた、新渡戸稲造との縁の深い大学を出て、新渡戸人脈に連なる方々との協力関係にある組織を代表して語る。


写2003北海道vol.66  
河野利明(カメラマン)  
巨木、野鳥、人が融合する池田町清見ヶ丘公園
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
新しい街づくりへ
 
「国境の海」のものがたり9  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
―第一章 密漁の海―(その八・癒着)
 
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北海道大学スラブ研究センター公開講座1
サンクト・ペテルブルグ300年の歴史と文化

 
(記事は、平成15年5月12日〜6月2日にかけて北海道大学スラブ研究センターにて開講された講義を収録したものです。)
 
◆サンクト・ペテルブルクの誕生
 栗生沢猛夫(北海道大学大学院文学研究科教授)
 
◆幻想都市の文学
 望月哲男(北海道大学スラブ研究センター教授)
 
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詳解!ロシアのアネクドート51  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)
イラク戦争のアネクドート<その3>
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
新・当世資生譚15  
齋藤一朗(小樽商科大学商学部商学科助教授)
資本金1円の株式会社、もしくは“資本”なき資本主義経済
 
感性の大地を耕す9  
北村清彦(北海道大学大学院文学研究科教授)
美術館と大学の交差
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち18  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
守屋美賀雄――「無限の世界」に挑む(下)
 
北国生活、それぞれの科学9  
加藤芳伸(北海道立衛生研究所生物科学部遺伝子工学科長)
遺伝子組換えとDNA分析
――遺伝子組換え食品を監視する「お目付役」DNA検査――
 
中国内モンゴル自治区の農業の現状と将来9
石 嶺(内モンゴル農業大学農学部助教授/
    現北海道大学大学院農学研究科外国人研究員) 
内モンゴルの名物―健康作物エン麦―
 
身近なみどりを考える9  
佐藤孝夫(北海道立林業試験場緑化樹センター主任研究員・農学博士)
実のなる樹種の利用
 
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山夢春秋74  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
恵雨
 
掲示板 
書評『ヨーロッパ型資本主義 アメリカ市場原理主義との決別』
(福島清彦著/講談社現代新書/2002年刊)
 
モノづくりの現場4  
小林三歩(コラムニスト)  
道路会社勤務(44歳)
 
ぶらりしゃらり64  
轡田隆史(エッセイスト)  
文明のかたちに己を見る
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。60  
高橋 f(写真家)  
今が一番幸せ 
 

 
8月
(No.258)

 

 
河野利明
(写真家)
 
白ひげの滝
 
十勝岳の雪融け水が地下水となり地中から湧きでて勢いよく渓流に流れ落ちる珍しい滝。十勝岳噴火の災害に備え、白金温泉から向かいの高台に避難用に架けられた橋の上から見ることができる。新緑、紅葉、雪景色と季節のうつろいにマッチして美瑛川に落下する様子はブルーの川の色と相まって人々を魅了してやまない。(美瑛町白金)




第一特集 始動、NPO法人「地域雇用産業フォーラム」
     (略称・リリーフ)

 
 今年の4月10日に正式認可されたNPO法人「地域雇用産業フォーラム」(略称・リリーフ・regional employment, labor and industry establishment forumの頭文字をとってrelief=救援の意味が込められている)の内容、目的、取り組み始めた具体的活動について本誌面で紹介する。本フォーラムの動きは逐次、小誌『しゃりばり』で公開する予定である。今回は、リリーフ代表のメッセージと、資料として「リリーフ」の設立趣旨、対外的な活動の一端として行った「第1回現地討論会」(5月12日〜13日)の舞台になった「遠別町」について紹介する。
 
◆「リリーフ」代表からのメッセージ 
 田村修二((有)フィールドテクノロジー研究室 室長)

 これからの「リリーフ」の活動について代表に話を伺った。場所は代表の実践の場でもある札幌市中央区盤渓にある「ばんけい峠のワイナリー」工房である。
 
・資料1 新生、NPO法人「地域雇用産業フォーラム」
 そのNPO法人「地域雇用産業フォーラム」(略称・リリーフ)は、昨年の秋から何度もの打合せを経て、出来上がったNPO法人の設立趣意書がある。この真新しいNPO法人の設立動機には、北海道から新しい社会システムを求める意思が強く打ち出されている。これからの活動の方向性を決める羅針盤ともいうべきものなので全文を紹介する。数多あるNPO法人群に一つ増えた今回の団体「地域雇用産業フォーラム」は、設立趣旨を2項目から説明する。
 
・資料2 道北の町、遠別町と「リリーフ」
 誕生したてのNPO法人の理事たちは、対外的な活動の一つとして道北の「遠別町」に出向いて現地の人たちとの討論会を行った。その遠別町を紹介する。
 
◆「リリーフ」への外からの意見・期待
 この新組織の活動に期待するお二人の声を紹介する。
 
・その一〈北海道の強みを発揮する産業は〉
 最初の一人はご本人の希望でA氏としておく。A氏は、このNPO設立の趣意書などを読み終えて以下のような意見・期待を語ってくれた。
 
・その二〈知恵を出す気になることから〉
 もう一人の方にこの「リリーフ」について考えをお聞きした。稲村嘉三さん(「(株)文化総研」代表・58歳)である。「北海道地域づくりアドバイザー」「北海道食品産業振興推進会議委員」「はます財団・道産品研究会委員」などの公職も多い方である。道内の各地で生産者、加工食品を手がけている人たちとの協働作業を今も続けていて、成功例、失敗例を実際に目にしてきている。言わば、「リリーフ」の手がけようとする分野の一つを仕事として長年されてきた方である。そこで、経験を通しての期待や助言をもらった。
 
第二特集 北海道観光への新視点
 
 北海道の主力産業である「観光」。あまり工夫や努力をせずに他地域との競争に伍していけた時代は終わり、新しい視点から北海道観光の資源を発掘し、地域全体をもっと魅力あるものにしなければならない時代に入った。古くて新しい問題に、関係者に最新の動きを含めて語ってもらった。
 
◆鼎談 人と物語で活かす北海道の資源
 【出席者】
 戎谷 侑男((株)シィービーツアーズ 常務取締役)
 佐々木邦俊((株)エイティーエフ 代表取締役社長)
 吉原 秀喜(平取町立二風谷アイヌ文化博物館 学芸員)

 北海道のアイヌ文化をはじめとする伝統文化や各分野の産業史跡を観光資源として活用するためには、どのように情報発信、人材活用をしていかなければならないか? IT関連会社、北海道遺産ツアー催行の旅行会社、地域の伝統文化博物館、それぞれの立場から、現場における取り組みを通じて語ってもらった。(司会はHIT情報企画部)
 
◆“HOKKAIDO”は国際的観光地になれるか?
 エドワード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)

 北海道に最も近い外国であるサハリン。この大陸棚で進む石油・ガス開発プロジェクトをにらみ、北海道はプロジェクト関係者を呼び込むためにどのような取り組みををするべきか。当会のロシア人研究員が提言する。
 
◆IT時代における旅行観光ビジネス
 野浪健一((株)ジェイティービー北海道営業本部販売課長)

 旅行観光ビジネスは、旅行予約サイトの出現により店頭まで足を運ばずに、ツアーの情報収集から申し込みまで可能となるなど、ITを積極的に取り入れている。パソコンの普及、インターネット人口の増大とITの発展に伴い、旅行観光ビジネスはこれからどのように変わっていくのか。大手旅行代理店の取り組みについてお話を伺った。


写2003北海道vol.65  
田村 隆(毎日新聞北海道支社報道部)  
千歳鶴「酒ミュージアム」
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
観光立国へ動き出す日本
 
「国境の海」のものがたり8  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
―第一章 密漁の海―(その七・ゴルバチョフ訪日とソ連崩壊)
 
詳解!ロシアのアネクドート50  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)
イラク戦争のアネクドート<その2>
 
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続々“今、「当別」から北海道開拓を見通す
〜伊達邦直とその家臣団”
坂田資宏(当別町教育委員会歴史研究専門員)

 前回(7月号)、前々回(6月号)に続いて、最終回は伊達邦直を支えた家臣団の中から側近中の側近である「吾妻謙」と足軽・平民の身分だった森長三郎の妻について当別の伊達藩移住に詳しい坂田さんに聞く。
 
当別移住と義祖母
〜伊達家中の“人物風土記”として   
成瀬寛俊

 小誌6月号に登場の坂田さんにも会って自分の系譜を探っていく作業をされた成瀬さん。そこから当別との縁、伊達藩とのつながりなどを知ることになったがそのきっかけを与えてくれた義祖母の周辺を書いてもらった。
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち17  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
守屋美賀雄――「無限の世界」に挑む(上)
 
北国生活、それぞれの科学8  
上野健一(北海道立衛生研究所食品薬品部食品保健科)
ホタテ貝あれこれ(美味しい食べ方と貝毒のこと)
 
中国内モンゴル自治区の農業の現状と将来8
石 嶺(内モンゴル農業大学農学部助教授/
    現北海道大学大学院農学研究科外国人研究員) 
日本と内モンゴルの農業分野の関わり
 
身近なみどりを考える8  
佐藤孝夫(北海道立林業試験場緑化樹センター主任研究員・農学博士)
バランスのとれた庭造り
 
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山夢春秋73  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
虎杖(イタドリ)
 
掲示板 
書評『札幌人よ! 日本ハム移転で大きく変われ!』
(佐野正幸著/日刊スポーツ出版社刊)
 
モノづくりの現場3  
小林三歩(コラムニスト)  
求人情報誌営業担当(42歳)
 
ぶらりしゃらり63  
轡田隆史(エッセイスト)  
「コケ」男の八月の想い
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。59  
高橋 f(写真家)  
講演会
 

 
7月
(No.257)

 

 
石井一弘
(フォトジャーナリスト)
 
一面が黄色く染まる菜の花畑は壮観だ。滝川の作付け面積は100ヘクタールでダントツで道内ナンバー1。秋口に種をまき雪の下で越冬、5月中旬から6月にかけて花をつける。(滝川市江部乙地区で)




特集 生き物としての地域経済
 
 北海道財務局から年に4回発表される「管内経済情勢」という定期的な調査資料がある。そこに写し出される事実は、客観的な地域の自画像とも言える。では、そこから希望のもてる明日の地域作りを目指すにはどうしたらいいのか、鳥瞰図のように、あるいは虫瞰図のようにそれぞれの立場から論じてもらった。
 
◆北海道の限界とそれを破るプラン
 飯田隆雄(札幌大学経済学部教授)

 北海道に赴任して15年が経ったという札幌大学の飯田教授が、この地の居心地の良さとそれが持っている脆弱さについて「経済」という視点から地域の活力の引き出し方、育て方の一例を語る。
 
◆実感的老舗商業ゾーンの今
 ……札幌・狸小路から見る 
 編集部

 親の代から札幌の老舗商店街である「狸小路」に生まれ育ってきた方々(A氏・40代、B氏・50代、C氏・60代の3人)に地域の変貌する過程をつぶさに見てきた経験と、これからも生きつづける覚悟や住民が知る史実も交えながらお話をしていただいた。古い地域に住む知恵ゆえか言葉の選択は慎重だった。
 
◆札幌商圏(駅前・大通・狸小路)の変遷と動向
 荒井宏明(札幌タイムス記者)

 大都市に見られる華やかな商業ゾーンも新旧交代の波にさらされる。主役を演じていたエポック・メーキング的だった施設も消費者動向、交通体系の進化などによって、役割が変わっていく。時間軸と空間軸の交差点を描写しながら、それぞれの商圏の先を読む。
 
◆北海道の潜在力を引き出す
 大前 忠(北海道財務局長)

 4月23日、北海道財務局から「管内経済情勢報告」が発表された。現時点で年4回発表されるものの最新版である。発表されたここ数回の数値から全体的な傾向をどのように判断するのか、そしてその傾向にどのように地域として立ち向かっていくべきなのか、全国の他の財務局との比較などを通して、本道のこれからを北海道財務局長の大前氏に語っていただく。


写2003北海道vol.64  
石井一弘(フォトジャーナリスト)  
滝川産「菜の花」じゅうたん
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
社会問題と社会主義
 
「国境の海」のものがたり7  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
―第一章 密漁の海―(その六・特攻船の隆盛)
 
詳解!ロシアのアネクドート49  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)
イラク戦争のアネクドート<その1>
 
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明治初年の北海道開拓における士族移住(下)
船津 功(札幌学院大学人文学部教授)
 前号に続き士族たちの移住が、新天地をどのように切り拓いていったのか、そのために取り決められた約束事が今日にも通じる近代社会の倫理にかなっていたものであることを資料に基づいて考察する。
 
続“今、「当別」から北海道開拓を見通す
〜伊達邦直とその家臣団”
坂田資宏(当別町教育委員会歴史研究専門員)
 前回(6月号)に続いて、伊達邦直という傑出した人材を育んだ伊達藩そのものと、北海道に移住した武士たちの精神について坂田氏に語っていただいた。綿密な調査に裏付けられた史話を基に明治初期の北海道という大地に蒔かれた精神の種子を今日、それをどのように受け継ぐべきなのか、地域のこれからを考える上でヒントを多く含む話である。
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
新・当世資生譚14  
齋藤一朗(小樽商科大学商学部商学科助教授)
銀行業は新しいビジネスモデルを創出できるか?
 
感性の大地を耕す8  
北村清彦(北海道大学大学院文学研究科教授)
芸術がもはやスキャンダルにはなりえない時代の騒動
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち16  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
安田守雄――『体育の医学』から脂質化学へ
 
北国生活、それぞれの科学7  
高橋健一(北海道立衛生研究所生物科学部衛生動物科長)
キツネとエキノコックス
 
中国内モンゴル自治区の農業の現状と将来7
石 嶺(内モンゴル農業大学農学部助教授/
    現北海道大学大学院農学研究科外国人研究員) 
内モンゴルの牧畜業
 
身近なみどりを考える7  
佐藤孝夫(北海道立林業試験場緑化樹センター主任研究員・農学博士)
生垣を造る
 
山夢春秋72  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
環境思想
 
掲示板 藤田圭子
 
掲示板 
書評『旅名人ブックス53 中国・雲南地方
  〜“桃源郷”の魅力を探る』
(時田慎也・岩間幸司/日経BP社)
 
モノづくりの現場2  
小林三歩(コラムニスト)  
パソコン店・自作コーナー店員(推定29歳)
 
ぶらりしゃらり62  
轡田隆史(エッセイスト)  
老樹の魂は胡蝶のごとく
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。58  
高橋 f(写真家)  
名人上手
 

 
6月
(No.256)

 

 
河野 誠
(読売新聞カメラマン)
 
クマゲラ
 
黒いマントに赤いベレー帽をかぶったような体長45センチ、くちばし6センチの日本最大のキツツキ。富良野市の東京大学農学部付属演習林をはじめ、道内各地で営巣は確認されているが個体数が非常に少なく、将来の行く末が危惧されている。(東大演習林で)




特集 北海道開拓の根っこ〜士族移住を考える
 
 北海道に本格的な最初の開拓の鍬を入れた伊達藩。なかでも当別に移住してきた岩出山の伊達邦直主従の活躍は、歴史の襞をさぐればさぐるほど今日の私たちに伝えるものがある。そこには時代の大転換期に生きた先人たちを突き動かした士族の精神が脈々と流れている。北海道と伊達藩をつなぐ群像、そのエートスを3人の方々が照らし出す。
 
◆今、「当別」から北海道開拓を見通す
 〜伊達邦直とその家臣団
 坂田資宏(当別町教育委員会歴史研究専門員)

 明治維新という日本史における大転換期に北海道開拓に生きる道を選んだ仙台藩岩出山の伊達邦直。士族移住における模範村を当別につくるまでの労苦は、本庄陸男著「石狩川」にも活写されている。小説周辺の史実も含めて、当別町の歴史を長く研究され、著書も数多く出されている坂田資宏さんに“今、「当別」から北海道開拓を見通す〜伊達邦直とその家臣団”をテーマに語っていただいた。
 
◆明治初年の北海道開拓における士族移住(上)
 船津 功(札幌学院大学人文学部教授)

 北海道開拓の黎明期に大きな枠割を果たした士族移住、結社移住は他の移住に比べて成功例が多いのは何故か。そのいい結果を生んだ理由を「自発性・合理性・社会連帯性」などから考察する。中でも「伊達藩」を中心に二回に分けて歴史をさかのぼる。
 
◆ある東北人作家の軌跡
 〜岩出山出身の佐左木俊郎と北海道
 土方正志(フリーライター)

 明治維新直後、当別への士族移住を敢行した伊達支藩岩出山伊達家。明治33年(1900)にその岩出山で生まれた一人の作家の生涯、作品を通し、大正期の農民たちの視座から「北海道」と「東北」の関係について考察する。当別開拓に最初の鍬を下ろした東北人たちと北海道は、その後どのようにお互いを意識しあってきたのか。北海道ニセコ町生まれの筆者は現在、仙台で『別冊東北学』編集にも参加している。その土方正志氏に本誌に初めて登場してもらった。


写2003北海道vol.63  
河野 誠(読売新聞カメラマン)  
樹海の野鳥たち
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
スパイ・ゾルゲ
 
「国境の海」のものがたり6  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
―第一章 密漁の海―(その五・冷戦のはざまで)
 
詳解!ロシアのアネクドート48  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)
飛行機のアネクドート<その4>
 
当世「交流・交易」事情〜北海道から言えること7  
中澤正博(HIT情報企画部研究員)
(このコーナーではHIT情報企画部による報告を掲載していきます。)
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
開発 解☆タイ☆新書13  
草郷孝好(北海道大学大学院経済学研究科助教授)
日本の国際開発協力に思うこと
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち15  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
桑原萬壽太郎――動物行動学の黎明期を駆ける
 
北国生活、それぞれの科学6  
姉帯正樹(北海道立衛生研究所食品薬品部薬用資源科長) 
北海道は薬草の宝庫
 
中国内モンゴル自治区の農業の現状と将来6
石 嶺(内モンゴル農業大学農学部助教授/
    現北海道大学大学院農学研究科外国人研究員) 
内モンゴルにおけるバイオテクノロジーおよびその応用
 
身近なみどりを考える6  
佐藤孝夫(北海道立林業試験場緑化樹センター主任研究員・農学博士)
チシマザクラで名所づくり
 
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山夢春秋71  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
波(ウエーブ)
 
掲示板 
書評『検疫官〜ウイルスを水際で食い止める女医の物語』
(小林照幸著/角川書店)
 
モノづくりの現場1  
小林三歩(コラムニスト)  
狸小路・某炭焼居酒屋店長
 
ぶらりしゃらり61  
轡田隆史(エッセイスト)  
青いしるしは遥かに遠く
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。57  
高橋 f(写真家)  
撮ったな!
 

 
5月
(No.255)

 

 
河野利明
(写真家)
 
二輪草と八重桜
 
北海道の桜の名所、北の城下町松前で見つけた春の彩り。空高く咲き誇る淡紅色の桜、地面近くひっそり咲く純白のニリンソウ、その対比に心ひかれる。5月の連休頃は250種、約1万本の桜が咲き乱れ、その見事さに圧倒されそうだが周辺を散策するとスミレ、シラネアオイなどの野の花と出会い華やかな桜とは異なる清楚な花の魅力に気持ちが和む。




特集 循環型社会形成と
   地域ベンチャービジネス創出フォーラム

 
 本特集は、本年2月21日に北海道大学構内の百年記念会館で行われた『循環型社会形成と地域ベンチャービジネス創出フォーラム』(主催・社団法人北海道総合研究調査会)での基調講演(都留信也氏)、話題提供(金子誠二氏)を中心に収録したものである。
 都留信也氏は、本誌で「21世紀は『環境』が決める」というテーマで32回にわたって現在の環境技術や研究動向について幅広く紹介していただいてきたが、今回はよりビジネスに近付くためのいくつかのアプローチを提示してもらった。金子誠二氏には、実際に環境問題を事業として取り組んできた体験や、現在、力を入れている事業について報告していただいた。また、当日のフォーラムに参加した伊藤岳男氏には北海道内で有機物の循環事業を始めて5年になる取り組みについて話を聞いた。写真は、当日のフォーラム光景である。
 
◆北海道はいかに可能性を秘めているか!
 〜循環型社会形成の時代に
 都留信也(早稲田大学理工学総合研究センター
      客員研究員・農学博士)

 
◆有機性廃棄物処理技術に求められるもの〜環境ビジネスの創出
 金子誠二(大成建設(株)エンジニアリング本部副本部長
      ・農学博士)

 
◆地域の有機系資源を活用するシステムを稼動して5年
 〜伊藤 岳男 氏に聞く

 「循環型社会形成と地域ベンチャービジネス創出フォーラム」に参加した会社の一つである『ノース・ベスト・ファーム有限会社』の専務取締役・伊藤岳男さんに、循環型社会を目指す自社事業について北海道での現状をお聞きした。


写2003北海道vol.62  
河野利明(写真家)  
春爛漫 桜 サクラ
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
第二次湾岸戦争と日本
 
「国境の海」のものがたり5  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
―第一章 密漁の海―(その四・首領の時代)
 
詳解!ロシアのアネクドート47  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)
飛行機のアネクドート<その3>
 
当世「交流・交易」事情〜北海道から言えること6  
島崎伸洋(HIT情報企画部研究員)
(このコーナーではHIT情報企画部による報告を掲載していきます。)
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
新・当世資生譚13  
齋藤一朗(小樽商科大学商学部商学科助教授)
北海道経済における資金循環構造の変化
 
感性の大地を耕す7  
北村清彦(北海道大学大学院文学研究科教授)
北海道芸術学会設立の報告
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち14  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
内田 亨――38年をかけた『動物系統分類学』の企画・監修者
 
北国生活、それぞれの科学5  
伊藤八十男(北海道立衛生研究所健康科学部飲料水衛生科長) 
水に恵まれた北海道
 
中国内モンゴル自治区の農業の現状と将来5
石 嶺(内モンゴル農業大学農学部助教授/
    現北海道大学大学院農学研究科外国人研究員) 
内モンゴルにおける花卉生産
 
身近なみどりを考える5  
佐藤孝夫(北海道立林業試験場緑化樹センター主任研究員・農学博士)
北海道産サクラの魅力
 
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山夢春秋70  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
ごっこ精神
 
掲示板 
書評『希望のシナリオ』
(宮崎哲弥他著/PHP研究所発行)
 
さんぽのRight&Left47  
小林三歩(コラムニスト)  
新・札幌名物
 
ぶらりしゃらり60  
轡田隆史(エッセイスト)  
渦巻く湯気の底の人間像
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。56  
高橋 f(写真家)  
久しぶりの対話
 

 
4月
(No.254)

 

 
河野利明
(写真家)
 
フキノトウ
 
暖かい春の陽射しをあび、両手をいっぱい広げ深呼吸しているかのような水辺のフキ。雪解けを待ちかね、いっせいに芽吹きはじめる様子は、北国に春到来の喜びを感じる。フキノトウの正式の名はアキタブキ、別名オオブキとも呼ばれる。淡緑色の苞に包まれた若い花茎がフキノトウ。ほろ苦い早春の味として親しまれている。(余市町)




特集 雇用・失業・地域経済
 
 地域経済の不振が伝えられて久しい。北海道は今後、どのようになっていくのか、どのようにすべきなのか。雇用・失業問題を中心に道内で発行されている地方新聞(苫小牧民報・十勝毎日新聞・道北日報・札幌タイムス・函館新聞)に地場の様子を報告してもらった。そして現在の経済状況が社会に与える影響、若年層への皺寄せなどについても、関係者に意見を求めた。
 
◆道内地方紙が捉える地域経済
 地域の記者が現場を歩いて知り得た事実、数字を基本に、地域特有の歴史、産業構造、その他の問題を絡めながら、きめ細かなレポートを寄せてもらった。そこに見られる状況は、北海道全体を覆う経済の暗雲であり、希望の曙光への渇望である。
 
・苫小牧〜ナンバーワン都市に雇用の危機
 苫小牧民報社編集局
 
・十勝〜農業と建設業の連携システム化へ
 近藤政晴(十勝毎日新聞社政経部記者)
 
・道北〜農業地域の雇用状況
 北村浩史(道北日報社代表取締役)
 
・札幌圏〜雇用状況は全道平均より厳しい
 荒井宏明(札幌タイムス編集部)
 
・函館〜既存産業での雇用拡大は困難、そこで……
 橘 康隆(函館新聞政経部記者)

 
◆雇用・失業をめぐる身近な景色
 〜「失業119番」の活動を通して
 高橋山河(「失業119番」主宰)
 今日の社会変化の激しさから「企業は生き残るためにリストラを平気でする」ことを働く側が認識すべきとインターネットで「失業119番」を始めたその主宰者が報告する。
 
◆道内高校生の就職状況  
 編集部

 不景気の文字が街にあふれる時代に生きる高校生は、社会にどんな形で足を踏み入れるのか、「就職」という視点から現代の彼らが置かれている状況を報告する。いろいろな取り組みがなされているが、もっと真剣に、もっと根本的な部分から次世代を担う若い人々の自立への支援体制が用意されていいだろう。
 
◆劣化する経済環境と治安維持の手立て
 
・社会経済の変化に対応する北海道警察であるために
 〜北海道警察本部長上原美都男氏に聞く

 警察は社会の動きと密接にかかわることで地域社会の安定、安心して暮らすことのできる居住空間の形成に寄与するが、今日の不況と言われる経済情勢下で犯罪、事件が増加する趨勢とどう向き合おうとしているのかお話を聞いた。
 
・「北海道警察本部・少年課」に行く
 国の将来はその国の青年たちを見れば分かる、という警句があるが、昨今の社会経済環境の変化するなかで、北海道の青少年の実態を「育成」「防止」という観点から警察はどのように今を捉えているのか聞いた。(答える人は、生活安全部少年課長・佐藤弘毅氏)


写2003北海道vol.61  
田村 隆(毎日新聞北海道支社報道部)  
夕張市「シネマのバラード」オープン
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
書斎と図書館
 
「国境の海」のものがたり4  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
―第一章 密漁の海―(その三・ジャテック事件)
 
詳解!ロシアのアネクドート46  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)
飛行機のアネクドート<その2>
 
当世「交流・交易」事情〜北海道から言えること5  
後藤綾郁(HIT情報企画部研究員)
(このコーナーではHIT情報企画部による報告を掲載していきます。)
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
開発 解☆タイ☆新書12  
草郷孝好(北海道大学大学院経済学研究科助教授)  
東チモール復興支援の功罪
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち13  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
内田 亨――中谷と並ぶ随筆家
 
北国生活、それぞれの科学4  
姉帯正樹(北海道立衛生研究所食品薬品部薬用資源科長) 
山菜と毒草
 
中国内モンゴル自治区の農業の現状と将来4
石 嶺(内モンゴル農業大学農学部助教授/
    現北海道大学大学院農学研究科外国人研究員) 
内モンゴルの蔬菜生産
 
身近なみどりを考える4  
佐藤孝夫(北海道立林業試験場緑化樹センター主任研究員・農学博士)
導入種ニセアカシアは悪者か?
 
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山夢春秋69  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
雪崩ひも
 
掲示板 
書評『方言の日本地図』
(真田信治著/講談社+α文庫発行)
 
さんぽのRight&Left47  
小林三歩(コラムニスト)  
黒電話
 
ぶらりしゃらり59  
轡田隆史(エッセイスト)  
Made in U.S.A
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。55  
高橋 f(写真家)  
知りたくないの
 

 
3月
(No.253)

 

 
河野利明
(写真家)
 
春めく道
 
雪の田園地帯に姿を見せた一本の道。季節のせめぎあいにピリオドを打つかのように乾いたアスファルト道路が空と雲、光と風を呼び込んで春を誘う。この時期になると雪解けは一気に進み草木の芽吹きも間近。畑も冬の眠りから目覚め、融雪散布の作業が間もなく始まり大地は躍動する。(美瑛町)




特集 北海道で起業する〜事業と人の意識
 
 北海道に限らないが「起業」の必要性、「起業家」の登場を待ち望む声があちこちから聞こえてくる。そして北海道の経済環境を語る言説には、官需に依存してきたツケのこと、地域の歴史性から説き起こす産業構造の問題などが少なくない。そこで今回は、「起業」支援のプログラムにかかわっている研究者の思い、「起業」した人の経験、「起業中」の人の動向などを取り上げる。豊富な起業事例集ができるようになったとき、地域は自立の道を踏み固めるように思える。
 
◆北海道は「起業支援」の人材育成を急げ
 松本康一郎(小樽商科大学教授)

 小樽商科大学の「ビジネス創造センター」(以下CBC=Center for Business Creation)前センター長として活躍された松本教授に豊かな経験を通して見えてきた道内の「起業」をとりまく環境についてお伺いをした。
 
◆めざすはソニー・ホンダ級製造業
 〜北海道から世界に
 (株)エイティーエフ代表取締役社長佐々木邦俊氏を訪ねる

 札幌市近郊の江別市で昨年秋に産声を上げた株式会社エイティーエフ。北海道から製造業のベンチャー起業を目指す4銃士の意気、構想、そして作り出す製品について代表者佐々木邦俊氏に語ってもらった。
 
◆道内で事業を始めて10年
 〜機械設計集団
 (株)ビーエステクニカ代表取締役大石英昭氏を訪ねる

 34歳で札幌にUターンをしてきて起業することちょうど10年。着実に顧客を増やし、事業を拡大してくるなかでいろいろな夢も膨らませてきている大石英昭(44歳)社長に今までのこと、今後の経営について語ってもらった報告である。後進の参考になれば、と率直に胸のうちを披露していただいた。
 
◆危機感をバネにして転業
 〜建設業から海外輸出「ザ・札幌生ラーメン」販売で活路見出す
 ダイテックフーズ(株)代表取締役新藤大次郎氏を訪ねる

 札幌市清田区、国道36号線に面した商業施設が集まったところにバッティングセンターとラーメン店の併設した施設がある。以前は、インドア・ゴルフセンターだった。ここの経営者である新藤大次郎氏(55歳)は、もともとは建設業(建築工事業)を長く経営していたが、昨年春に事業を廃業して海外輸出事業を始めて業種転換を果たした。今回はその途中経過を語っていただいた。


21世紀は「環境」が決める32(最終回)  
都留信也(前・日本大学生物資源科学部総合研究所教授)
21世紀をになうバイオマス・プロジェクト
 
写2003北海道vol.60 
石井一弘(フォトジャーナリスト)  
復活した巨大リゾート
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
正田邸取り壊し
 
「国境の海」のものがたり3  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
―第一章 密漁の海―(その二・レポ船の誕生)
 
詳解!ロシアのアネクドート45  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)
飛行機のアネクドート<その1>
 
当世「交流・交易」事情〜北海道から言えること4  
富樫 巧(HIT情報企画部次長)
(このコーナーではHIT情報企画部による報告を掲載していきます。)
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
新・当世資生譚12  
齋藤一朗(小樽商科大学商学部商学科助教授)
金融システムのアーキテクチャー
 
感性の大地を耕す6  
北村清彦(北海道大学大学院文学研究科教授)
芸術は教養?(2)
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち12  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
高山坦三――医道を大切にした文人外科医
 
北国生活、それぞれの科学3  
小林 智(北海道立衛生研究所健康科学部生活保健科長)
空気のありがたさ
 
中国内モンゴル自治区の農業の現状と将来3
石 嶺(内モンゴル農業大学農学部助教授/
    現北海道大学大学院農学研究科外国人研究員) 
内モンゴルの果樹生産
 
身近なみどりを考える3  
佐藤孝夫(北海道立林業試験場緑化樹センター主任研究員)
街路樹と強剪定
 
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山夢春秋68  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
増毛竹炭
 
掲示板 
書評『本当の社会力』
(辻 秀一著/日経BP社発行)
 
さんぽのRight&Left46  
小林三歩(コラムニスト)  
大道芸人
 
ぶらりしゃらり58  
轡田隆史(エッセイスト)  
鍋にかわりて不義を討つ
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。54  
高橋 f(写真家)  
夢で会いましょう
 

 
2月
(No.252)

 

 
河野利明
(写真家)
 
旭川国際バーサースキー大会
 
号砲とともに旭川市神威町上雨粉の旭川競馬場を一斉にスタートする選手たち。迫力満点の光景。海外からの出場者も含め昨年は6,427人が参加、歩くスキーとクロスカントリー部門に挑んだ。雪原になった丘陵の畑やゴルフ場、林の中を通る変化に富んだコースで自然を満喫しながら白い大地を駆け抜けた。




特集 危機意識をもつ〜地域再生と人材育成
 
 このままでは地域崩壊につながるとの危機意識から北海道で始まった地域再生を賭けた農業参入の実績と今後の可能性について農業研究者の飯澤理一郎氏、日本の客観的な要因からこのままでは10年後の日本の悲観的な姿を日露戦争後の歴史と重なりかねないと指摘する若手官僚の齋藤健氏。両氏に共通する現状への危機意識をもって自らの現場でできる改革へのメッセージに耳を傾けたい。その根底には危機を共有した人材育成が求められている。
 
◆クリーン農業を基軸とした地域再生〜遠別町の先進性
 飯澤 理一郎(北海道大学大学院農学研究科・農学部助教授)

 北海道から従来型の公共事業が消えていくとき、地域で関連事業をしてきた会社はどうするのか。そこで北海道の地域特性に着目して農業の強みをもっと発揮させたいと行動を起こした遠別町と、道内農業の生き残り策を考えていた研究者が出会い、触発されて見つけ出した地域再生への希望の道筋を示す。
 
◆このまま変革の崖から転げ落ちるのか
 齋藤 健(内閣官房行革推進事務局企画官)

 日本という国が現在歩んでいる道は、どこか戦前の破局に至る時間軸と似ていないか。危機を感じながら、もがき苦しむ現在のこの国の姿は、歴史を紐解くと見たことのある光景である。気鋭の官僚が自らの体験を通して歴史の転換点になすべきことを提言する。(本稿は、昨年末に札幌で講演したものに加筆したものです―編集部)


21世紀は「環境」が決める31  
都留信也(日本大学生物資源科学部総合研究所教授)
自然エネルギーの多面的利用
 
写2003北海道vol.59  
河野利明(写真家)  
旭川国際バーサースキー大会
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
「漫画少年」物語
 
「国境の海」のものがたり2  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
―第一章 密漁の海―(その一・北島丸事件)
 
詳解!ロシアのアネクドート44  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)
サッカーのアネクドート<その4>
 
当世「交流・交易」事情〜北海道から言えること3 
中澤正博(HIT情報企画部研究員)
(このコーナーではHIT情報企画部による報告を掲載していきます。)
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
開発 解☆タイ☆新書11  
草郷孝好(北海道大学大学院経済学研究科助教授)  
日本が途上国に学べるものはあるのか。(後編)
 
テクノロジー社会における哲学と倫理5  
石原孝二(北海道大学大学院文学研究科助教授)
科学技術と社会のコミュニケーション
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち11  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
太秦康光――多彩な足跡
 
北国生活、それぞれの科学2  
伊木繁雄(北海道立衛生研究所微生物部ウイルス科)
インフルエンザと風邪との違い
 
中国内モンゴル自治区の農業の現状と将来2
石 嶺(内モンゴル農業大学農学部助教授/
    現北海道大学大学院農学研究科外国人研究員) 
内モンゴル自治区における食糧生産
 
身近なみどりを考える2  
佐藤孝夫(北海道立林業試験場緑化樹センター主任研究員)
街路樹は必要か?
 
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山夢春秋67  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
散髪
 
掲示板 
書評『21世紀のひめゆり』
(小林照幸著/毎日新聞社刊)
 
さんぽのRight&Left45  
小林三歩(コラムニスト)  
路線バス
 
ぶらりしゃらり57  
轡田隆史(エッセイスト)  
ギンシャリに憧れた少年
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。53  
高橋 f(写真家)  
何かしなくては
 

 
1月
(No.251)

 

 
河野利明
(写真家)
 
冬の海
 
北国特有のけあらしのなか、港湾建設の作業船が夜明けと共に築港現場に向かう。けあらしは冷え込みの厳しい早朝の沿岸部に発生し、氷点下15℃以下の日によく見られる現象だが、先行き不安な今の北海道経済を象徴しているかのようだ。今年こそ出口の見えない不況から脱して希望の見出せる年になってほしいものだ。(苫小牧市)




第一特集 北海道が日本再生の起点
 
 近代の歴史で北海道が果たしてきた役割を思えば、歴史的転換点に立っている現代日本にあって北海道が担うべき責任も見えてくる。その将来像を明示することで北海道の使命があきらかになり、発信力も強くなる。その具体論を当会会長でもある東日本旅客鉄道且謦役会長の松田昌士氏が、価値観の転換の必要性を北海道大学教授の内田和男氏が論じる。
 
◆日本再生は北海道から始まる
 松田昌士(東日本旅客鉄道(株)取締役会長/
      (社)北海道総合研究調査会会長)

 東日本旅客鉄道渇長の松田昌士氏に北海道への熱い思いを語っていただいた。話は具体的な北海道再生の処方箋にもなっている。北海道支援のこのメッセージを真摯に受け止め、2003年の北海道を創造したい。
 
◆今、日本で起きていることの遠因
 内田和男(北海道大学大学院経済学研究科・経済学部教授)

 私たちを取り囲む社会はたえず課題を突きつけてくるが、私たちの方から働きかける方策はないのか、その答を求めて北海道大学大学院経済学研究科科長の内田和男教授に最近のこの国の経済状況とその遠因を語っていただいた。
 
第二特集 北海道再生は地域雇用産業フォーラム
 
 第一特集を受けて、具体的な動きをすでに開始しているフィールドからのレポートである。雇用状況の悪化からの脱出、地域経済の閉塞感を打ち破るための動きは、適格な状況判断と適正な仕組みを構築する人たちによって「NPO法人地域雇用産業フォーラム」(申請中)として歩を進めている。その主要メンバーによる鼎談と対談から多くのヒントとエネルギーを得ることができる。
 
◆新春鼎談・食糧基地、北海道の存在を高めるために
 【出席者】
 相馬 暁(拓殖大学北海道短期大学教授)
 田中富重(社北海道食品産業協議会常務理事)
 田村修二((有)フィールドテクノロジー代表・HIT理事)

 北海道の足下を見れば、これから伸びていく可能性のある産業分野が数多くある。そのことを熟知する方々による鼎談。生産現場を持ち、研究もするマルチな方々の話は刺激に満ちている。北海道の特異性を生かすことで、雇用、産業の課題を克服する提案の数々。
 
◆対談・1次産業甦生が地域に活気をもたらす
 川島茂之(遠別町長)           
 長谷川豊(「伊達農業塾 風のがっこう」主宰)

 行動しながら次々と新しいことに挑戦する遠別町長と長い高校教師時代の蓄積と現在も大学教育にかかわる「伊達農業塾 風のがっこう」主宰者による対談。お互いに具体的成果を披露しつつ、次のステージを構想する。


21世紀は「環境」が決める30  
都留信也(日本大学生物資源科学部総合研究所教授)
リオデジャネイロからヨハネスブルグまでの10年
 
写2003北海道vol.58  
田村 隆(毎日新聞北海道支社報道部)
さっぽろホワイトイルミネーション
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
生活のリズムを復活させよう
 
「国境の海」のものがたり1  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
プロローグ
 
詳解!ロシアのアネクドート43  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員) 
サッカーのアネクドート<その3>
 
当世「交流・交易」事情〜北海道から言えること2  
島崎伸洋(HIT情報企画部研究員)
(このコーナーではHIT情報企画部による報告を掲載していきます。)
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
新・当世資生譚11  
齋藤一朗(小樽商科大学商学部商学科助教授) 
北海道経済のグランド・デザイン
 
感性の大地を耕す5  
北村清彦(北海道大学大学院文学研究科教授)  
芸術は「教養」?(1)
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち10  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
太秦康光――温泉の化学的研究
 
北国生活、それぞれの科学1  
山口敬治(北海道立衛生研究所微生物部部食品科長) 
もちとカビ(正月を過ぎて残るモチ)
 
中国内モンゴル自治区の農業の現状と将来1 
石 嶺(内モンゴル農業大学農学部助教授/
    現北海道大学大学院農学研究科外国人研究員) 
内モンゴル自治区の農業の概況
 
身近なみどりを考える1  
佐藤孝夫(北海道立林業試験場緑化樹センター主任研究員)
森林やみどりの効用
 
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山夢春秋66  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
ウイザーツリー(枯れ木)
 
掲示板  
書評『人生、なせば成る!
   〜さっぽろ盤渓、風雪の百年が生んだがまんの足跡〜』
(我満由明著/近代消防社発売/アクト出版発行)
 
さんぽのRight&Left44  
小林三歩(コラムニスト)  
病院の本棚
 
ぶらりしゃらり56  
轡田隆史(エッセイスト)  
われ土鍋の存在を信ず
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。52  
高橋 f(写真家)  
地上の天国では
 



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