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12月
(No.274)

 

 
諸橋弘平
(北海道新聞社北見報道部)
 
午前5時。朝焼けに浮かぶ知床半島を背に「網起こし」が始まった。年齢も肩書きも関係なく、漁師たちは黙々と網を引き上げる。ざわめく定置網から巨大なタモですくい上げると、サケは激しく身をよじらせた。銀鱗が甲板に飛び散った。



特集 北海道と世界を繋ぐ〜着実な取り組み
 
 ホッカイドウ・ライフを堪能しながら、世界に目を向けて北海道で事業を展開、活動する人たちがいる。アメリカにも目を向けた出版事業に取り組む北海道Iターンの人、中国との貿易を手がけている地場の会社代表、高品質な北海道産のサケの価値を再認識して輸出を、と助言するシェフ、そして、最近、ロシアに出向いて「PR・広報活動」セミナー講師を務めてきた広告会社の人の動きを伝える。
 
◆世界と切り結ぶ「版権シェアプロジェクト」って? 
 しゃりばり編集部

 翻訳物の出版も手がけながら北海道で旺盛な本作りを展開中の「柏艪舎」(札幌市中央区)が、事業の発展形態の一つとして「版権シェアプロジェクト」に取り組み出した。その事業とは? 発案者でもある同社代表の山本光伸氏を訪ねた。北海道の知的資産になる事業を立ち上げたことへの周囲の期待は高い。
 
◆北海道で貿易を手がける
 藤原正志((株)エフ・エム通商 代表取締役)

 道内で会社を設立してから20年近くの時間が経過した。その会社が、事業のなかに輸入を手がけ始めてからも同じくらいの年数を数える。輸出もできるような産業をもった北海道になって欲しいという希望とともに会社の将来の見取り図も描く。
 
◆シェフ・大滝末馬さんに聞く
 世界に通じる北海道の食材

 世界のトップクラスのホテルで料理人として活躍されてきた方に、北海道食材のレベルの高さについて、そして「料理の本質」についてお話を伺った。
 
◆(株)電通北海道 瀬川尚彦氏に聞く
 ロシアへの改革促進支援事業に関わった北海道民の一人として

 今年10月にロシアの改革促進支援事業の一環として、北海道の広告会社に勤める瀬川尚彦氏(49歳)が、極東地域での「PR・広報活動」セミナーの講師として出向いた。北海道を根拠地にする人だからできたリアリティある講義の内容を聞いた。


写2004北海道vol.81  
諸橋弘平(北海道新聞社北見報道部)
知床・海の男たち・番屋
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
錦鯉とレスキュー隊
 
「峠のワイナリー」只今、商い中9<終>  
田村修二
ばんけい峠・ワイナリーの楽しみ方
 本連載も最後になる。ワインの楽しみ方にもいろいろと奥の深いことが分かってきた。某ソムリエは、ワインの風景には4つの楽しみ方がある、と言う。「入手したいワイン」「飲んでみたいワイン」「贈りたいワイン」「作りたいワイン」と楽しみ方にも段階がある。ワインについては語り尽くされている感があるので打ち止めの話としては「楽しいワイナリー」としてみたい。
 
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北海道大学スラブ研究センター公開講座3
ロシアを見た日本人・日本を見たロシア人

 
(記事は、平成16年5月10日〜5月31日にかけて北海道大学スラブ研究センターにて開講された講義を収録したものです。)
 
◆戦時下の日露漁業―国策を担った北洋従業員
 鈴木 旭(北海道大学名誉教授)
 
◆小野アンナの生涯―日本のヴァイオリン界を育てたロシア人
          ペトログラード・東京・スフミ
 小野有五(北海道大学大学院地球環境科学研究科教授)
 
◆『越境者』が教えてくれたこと―ソ連に残った日本人とコリアン
 荒井信雄(北海道大学スラブ研究センター教授)
 
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ロシア縦横無尽4  
池田正弘(社団法人ロシア東欧貿易会・モスクワ事務所長)
冬×東 ノーヴァヤ・イギルマ 
 
ロシアの食べ物でロシア語を覚えよう!9  
石塚おさむ(石ころ農場)
ペリメニ 
 
和の経済4  
三野耕治(酪農学園大学客員教授)  
自然に学ぶ〜民間伝承に生きる先人の叡智
 自然界の一員である人間、という観点にたてば科学文明に頼り切ることの危うさを感じる。かと言って明らかな迷信、過度な科学否定はともかく、「伝承情報」を使いこなすのも人間の知恵であろう。その具体例を「寒試し」「カマキリの俚諺」などから探る。
  
若手しゃりばり人12 
三輪貞治(「NPO法人北海道坂本龍馬記念館実行委員会」代表)
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
「自由」で「不自由」な社会を読み解く9  
橋本努(北海道大学大学院経済学研究科助教授)
二風谷ダム問題を考える
 
感性の大地を耕す16  
北村清彦(北海道大学大学院文学研究科教授)
秋、うつろいの美学
 
北国生活、それぞれの科学24  
米川雅一(北海道立衛生研究所感染症センター長)
人と動物の共通感染症を考える
 
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山夢春秋89  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
サダイの眸
 
掲示板  
近井健治(北海道テレビ放送(株)・プロデューサー)
「清隆逍遥」補遺3
 
掲示板 
書評『いただきますからはじめよう―みんなの食育講座』
(毎日新聞北海道支社報道部編/寿郎社/04年10月刊)
 
バックナンバー目次(2004年1月〜12月)
 
モノづくりの現場19  
小林三歩(コラムニスト)
メッチャ明るい障害者手帳保持者
 
ぶらりしゃらり79  
轡田隆史(エッセイスト)  
オムスビと地震と機能性 
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。75 
高橋 f(写真家)  
人間関係 
 

 
11月
(No.273)

 

 
河野 誠
(読売新聞カメラマン)
 
釧路湿原と川の蛇行
 
寒冷な気象条件で植物が分解されず何百年も堆積、泥炭となっている。水分をたっぷり含んだ泥炭は湿原の維持に不可欠な要素。湿原を流れる川はS字型を連結した蛇行を繰り返し太平洋へ向かう。蛇行の直線化により土砂は1年間に東京ドーム半分の約60万トンが湿原を埋めていると言われている。




特集 食糧の生産現場〜北海道、今秋の収穫
 
 食糧の生産基地と言われつづける北海道では、消費者や流通制度の変化をどのように先取りをしているのか、意欲的に取り組む生産者、加工業者などにお話をお聞きした。また、農業の全体像を見るために相馬暁教授と荒井聰代議士に対談をお願いした。
 
◆北海道産小麦粉を扱う〜消費者の動向を掴んだ生産を
 佐久間良博(江別製粉(株) 取締役営業部長)

 北海道産小麦粉が、安心・安全を超えて味で評価され始めている。隠し味で北海道産小麦粉を使っているところも少なからずある。これは商品の差別化を図った研究成果だが、北海道産小麦粉の底力を生産者も含めて北海道民はもっと知っておきたい……全国に北海道産小麦粉を売り込んで歩く人の話は興味深い。
 
◆北海道の農産物を最終消費の形にする
 杉野邦彦((株)菊水 常務取締役))

 江別に大きな工場を構えて1日に30万食を出荷する道内屈指の食品製造会社。生麺の取り扱い会社として全国有数の「葛e水」は、地場の企業として地域から生産される農産物をどのように扱っているのか、話を聞いた。
 
◆今年の大地と海の収穫は?
 猛暑だった今年の北海道では、農業・漁業にどのような影響があったのか、「JAきたそらち」という幌加内・深川・北竜・雨竜・音江・イチヤン・多度志・納内それぞれの農協が合併した農協の代表理事組合長の黄倉良二さんに8月末にお話をお聞きした。また、漁業については、現在羅臼漁協の組合長で今年の6月に全国の漁協系統信用事業を束ねる仕事から解放された石黒勝三郎さんに同じく8月末にお話を聞いた。
 
・今秋の大地 
 黄倉良二(「JAきたそらち」代表理事組合長)

 まずは黄倉さんにお会いした。交換した名刺には「命・食糧・環境・暮らしを守り育む」と赤い文字で「JAきたそらち」の理念が刷り込まれている。 
 
・今秋の海  
 石黒勝三郎(羅臼漁業協同組合代表理事組合長)

 全国の漁協系統信用事業の仕事を離れ、一息ついているかに思われた石黒組合長だったが、羅臼と札幌を行き来するスケジュールは以前とあまり変わらない。それでも、小誌に三度目(一度目は小誌200号の区切りの時にグラビアの1頁目に登場、二度目は地域金融で語ってもらった)にご登場の今回は、羅臼を大事にする漁師の顔に戻った石黒さんだ。
 
◆相馬暁教授と荒井聰代議士が「農」を語る
 【対談】
 相馬 暁(拓殖大学北海道短期大学教授)
 荒井 聰(衆議院議員・北海道選出)

 農業は国を成り立たせる基本の産業であり、北海道にとっては最大の基幹産業であるにもかかわらず、農業を取り巻く環境はその重要性に見合う形で論じられていないのではないか。農業政策について、農業後継者について、北海道を基点にして北海道農業こそ日本を支える縦横に語り合ってもらう。


写2004北海道vol.80  
河野 誠(読売新聞カメラマン)
見直される湿原の蛇行
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
国連新時代
 
「峠のワイナリー」只今、商い中8  
田村修二
ばんけい峠のワインの流通現場
 本連載の話も原料の仕入れ、醸造からワインボトルに詰めた段階まで進んだ。さて、丹精込めた商品であるワインを消費者にどのように届けるのか、今回は、その話を「ブドウ仕込み参加応援団」が駆けつける当日、早朝のワイナリーでお聞きした。
 
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北海道大学スラブ研究センター公開講座2
ロシアを見た日本人・日本を見たロシア人

 
(記事は、平成16年5月10日〜5月31日にかけて北海道大学スラブ研究センターにて開講された講義を収録したものです。)
 
◆根室から見える日ロ関係史
 ―ラクスマン、ゴロヴニン、高田屋嘉兵衛
 川上 淳(根室市教育委員会博物館開設準備室)
 
◆オハ捕虜収容所―北樺太の日本人抑留者
 松井憲明(釧路公立大学教授)
 西村 巌(樺太短歌代表)
 
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ロシアの食べ物でロシア語を覚えよう!8  
石塚おさむ(石ころ農場)
ピロシキ
 
ロシア縦横無尽3  
池田正弘(社団法人ロシア東欧貿易会・モスクワ事務所長)
秋×北西 ボルガ水源 
 
和の経済3  
三野耕治(酪農学園大学客員教授)  
近代化と経済思想
 明治以降の日本が近代化を果たすことができた理由がいくつかある。それまでに蓄積された江戸時代の財産ともいうべき生産力と国民の勤勉性、向上心があって実現できた社会であった。それらの要素を一つ一つ文献から検証しながら、「人と自然の循環」を提唱する。
  
若手しゃりばり人11 
平村久美子(「ワインバーφ(ファイ)」勤務ソムリエール)
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
「自由」で「不自由」な社会を読み解く8  
橋本努(北海道大学大学院経済学研究科助教授)
新自由主義の教育改革
 
北国生活、それぞれの科学23  
中野道晴(北海道立衛生研究所研究情報科長)
感染症の流行状況を知る―健康危機管理は自分で
 
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山夢春秋88  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
佐渡情話
 
掲示板  
近井健治(北海道テレビ放送(株)・プロデューサー)
「清隆逍遥」補遺2
 
掲示板 
書評『牛丼を変えたコメ 北海道きらら397の挑戦』
(足立紀尚著/新潮新書(新潮社))
 
モノづくりの現場18  
小林三歩(コラムニスト)
HPづくりに燃えるOL(35歳)
 
ぶらりしゃらり78  
轡田隆史(エッセイスト)  
言葉の森の散策を楽しむ 
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。74  
高橋 f(写真家)  
江戸に学ぶ 
 

 
10月
(No.272)

 

 
石井一弘
(フォトジャーナリスト)
 
名物行事となった根室・さんま祭り。バーベキューコンロがずらりと並び100メートルにも及ぶ。炭火が焚かれ、この日の朝とれたばかりのさんまをジュージューと焼く。秋の味覚がいっぱいだ。この時にあわせて同期会やクラス会をする人たちも多い。(根室港岸壁で)




特集 ビジネスプランナーの成長過程
 
 「ビジネスプランナー」をめざす、ということは、何をどのように準備することなのか。本特集では、昨年に引き続き開催された「ビジネスプランナー養成研修会」のスタート時の様子、昨年の研修生、今年の研修生の声も報告する。また、元気に2度目の起業を取り組む経営者、人材育成の仕事を長年手がけている経営者からもお話を伺った。
 
◆2年目「ビジネスプランナー養成研修会」スタート
 しゃりばり編集部

 今年の「ビジネスプランナー養成研修会」は、どのようにして始まったのか? 研修生がテーマ別に分かれる前の講義の概要ともども、初日、2日目の様子を報告する。
 
◆ビジネスを転換させる
 〜建設業から「札幌ラーメン」製造・輸出業へ
 新藤大次郎((株)ダイテック代表取締役)

 小誌の253号(2003年3月号)で紹介した「ザ・札幌ラーメン」の米国進出についての続報。本号の特集企画に添って「起業」のもっとも核心部分にある「気概」に焦点を合わせ、前回の登場から1年半が経過して新藤社長の手がける事業はどのような展開をしているのか、そしてそのエネルギーはどのようにしてつくられているのか。
 
◆第1期・第2期の研修生は?
・飲食業を始めた1期生の沖山さん
・「ビジネスプランナー養成研修会」1期生として 
 大野 洋
・「ビジネスプランナー養成研修会」2期生の感想 
 高橋 智

 
◆ビジネス・プランナーをめざす方々へ
 〜佐藤良雄氏(キャリアバンク(株)代表)の「起業」手解き

 登録制の人材派遣と人材紹介の会社として1987年に起業以来、着実に業績を伸ばしている「キャリアバンク(株)」代表に「起業」について、ご自身の経験も含めてお話をお聞きした。行政書士としての長い実績に裏付けられる中小企業への熱いエールも聞き逃せない。


写2004北海道vol.79  
石井一弘(フォトジャーナリスト)
音楽での交流すっかり定着、PMF15年
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
オリンピックの報道姿勢
 
「峠のワイナリー」只今、商い中7  
田村修二
ラベルが語るワインの生い立ち
 ワインボトルを手にして最初に目にするのは、ワインラベルではないだろうか。それは人物にすると履歴書みたいでもあり、それ以上に表情豊かなワインの顔そのものかも知れない。上品な化粧であったり、センスを誇るものだったり、蔵元の熱いメッセージが伝わるラベル。今回は、ワインを味わう重要要素のラベルについての話。
 
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北海道大学スラブ研究センター公開講座1
ロシアを見た日本人・日本を見たロシア人

 
(記事は、平成16年5月10日〜5月31日にかけて北海道大学スラブ研究センターにて開講された講義を収録したものです。)
 
◆国家のはざまに生きた人々
 ―北東アジア近現代史への一つの視点
 原 暉之(北海道大学スラブ研究センター教授)
 
◆日本からロシアへ―漂流民たちの歴史
 上村忠昌(ゴンザファンクラブ顧問・
      元鹿児島工業高等専門学校教授)
 
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ロシアの食べ物でロシア語を覚えよう!7  
石塚おさむ(石ころ農場)
キノコ 
 
ロシア縦横無尽2  
池田正弘(社団法人ロシア東欧貿易会・モスクワ事務所長)
夏×南 アストラハン 
 
和の経済2  
三野耕治(酪農学園大学客員教授)  
古代思想
 農産物を育む大地に対して、自然に対して私たち日本人は「いのち」の存在を認めて崇めてきた。その名残は、全国のいたるところに形となって、言い伝えとして今日に生きている。今回は「土地」そのものをめぐる考察。
 
北で進む最先端科学技術2  
中澤正博(HIT主任研究員) 
常温核融合
 今年4月、イタリアで行われた国際学会から常温核融合の研究の進展に高い貢献をしたとして、イタリアの栄誉ある理論物理者を記念したPreparata賞が北大の1人の研究者に贈られた。常温核融合の研究は、日本では研究する人は少なく世間の評価は低いが、世界における評価は違うようだ。(平成16年7月6日 北海道大学水野研究室にて)
 
若手しゃりばり人10 
齋藤 茂(「(有)野菜フレンズ」代表取締役)
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
「自由」で「不自由」な社会を読み解く7  
橋本努(北海道大学大学院経済学研究科助教授)
逞しき個人主義とは
 
感性の大地を耕す15  
北村清彦(北海道大学大学院文学研究科教授)
学術活動の意義と危機―美学会の場合
 
北国生活、それぞれの科学22
森本 洋(北海道立衛生研究所感染症センター
     微生物部食品微生物科研究職員)
レジオネラ症―表舞台に登場した希少感染症
 
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山夢春秋87  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
回春山行
 
掲示板  
近井健治(北海道テレビ放送(株)・プロデューサー)
「清隆逍遥」補遺1
 
掲示板 
書評『「氷点」を旅する』
(三浦綾子・三浦綾子記念文学館編著/北海道新聞社)
 
モノづくりの現場17  
小林三歩(コラムニスト)
「わけあり」コンサドーレ・サポーター
 
ぶらりしゃらり77  
轡田隆史(エッセイスト)  
「焚書の秋」に独酌低吟 
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。73  
高橋 f(写真家)  
汗と涙と 
 

 
9月
(No.271)

 

 
河野利明
(写真家)
 
札幌都心部にヒマワリ
 
北大構内のポプラ並木の近くに出現した黄色いじゅうたん。「北大第一農場」の愛称で親しまれるこの地に、肥料用のヒマワリが咲き誇る。背景にはJRタワーや高層マンションを望む都会の花畑。9月中旬には刈り取り、畑に鋤き込んで肥料とする。訪れた観光客や市民は思いがけない景観に大喜び。




特集 「道州制」を強力に進めるには
 
 北海道は道州制特区構想を8月10日に再提案。道州制をめぐる動きも新しい場面展開となるのかもしれない。そこで本号では、行政改革に明るく現在も積極的に道州制にかかわっている並河氏、そして北海道の当事者である吉田氏にそれぞれ当会の五十嵐理事が現状と今後の道州制議論の進め方について話を伺った。また、地方から見える「道州制」論議について、今春就任した道南にある松前町長に考えを寄せてもらった。
 
◆並河信乃氏が語る「道州制」
 道州制は北海道自立のためにする

 本稿は「道州制」について並河信乃氏(社団法人行革国民会議事務局長)に当会理事の五十嵐智嘉子が聞く。
 
◆北海道の自立を実現させる
 北海道企画振興部長吉田洋一氏に聞く「道州制」

 道州制をめぐる議論も緊張度を高めているが、北海道の取り組みについて現状と課題を踏まえて今後の見通し・方向性を北海道の担当者が語る。聞き手は北海道道州制推進会議の委員を務める当会理事の五十嵐である。
 
◆道州制論議を地方から見て思う 
 前田一男(松前町長)

 北海道庁の職員でもあったことのある筆者が、今春、道南の松前町の町長になった立場から、「道州制」について発言する。


写2004北海道vol.78  
河野利明(写真家)
再利用で蘇る恐竜たち〜テイネオリンピア
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
自殺者三万四千人
 
清隆逍遥6<第一期終>  
北海道遠友夜会『久露田塾』
人を惹き付ける清隆
 
「峠のワイナリー」只今、商い中6  
田村修二
ワインを蒸留する道は食文化隆盛に通じる
 われわれの祖先は、米や麦を発酵させもろみ(酒母)をつくり、それを蒸留して焼酎や泡盛を作っていたのだ。ワインを蒸留させてワインとは別の種類の飲み物を考えついた西洋人がいても不思議ではない。それを実現した人は、偉大としか言いようのないアイデアの持ち主だったと思うが、今回は、醸造酒から蒸留酒への加工のバリエーションについての話である。ワインを入り口にお酒の世界の裾野の広さを実感したい。
 
中央アジア草原知識人・英雄群像20<終>  
宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター助教授)
ヌルスルタン・ナザルバエフ―初代大統領の光と影―
 
ロシアの食べ物でロシア語を覚えよう!6  
石塚おさむ(石ころ農場)
ディル(イノンド) 
 
ロシア縦横無尽1  
池田正弘(社団法人ロシア東欧貿易会・モスクワ事務所長)
夏×南 ヤースナヤ・ポリャーナ 
 
和の経済1  
三野耕治(酪農学園大学客員教授)  
縄文文化
 全国の農業者たちとの交流を基盤にした歴史探訪から浮かび上がってくるものは、私たちの日々の生活を取り巻く問題点とこの国の可能性を秘めた豊かな自然環境である。今回は、稲作文化を中心に日本列島を翔ける。
 
北で進む最先端科学技術1  
中澤正博(HIT主任研究員) 
ナノテクノロジー
 北海道大学・武笠(むかさ)幸一教授は、ナノテクノロジーという言葉が世間に取り上げられる10年以上も前よりナノ領域の研究に取り組み、これまでにさまざまな先進的な活動を行い業績を残している。ナノテクノロジーは、これまで関連の少なかった分野を融合し、新しい研究分野や産業を生み出す可能性があり、今後もおおいに期待されている技術である。(平成16年6月10日北大創成科学研究機構にて)
 
若手しゃりばり人9 
菅原 洋(「(有)エーワークス」代表取締役)
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
「自由」で「不自由」な社会を読み解く6  
橋本努(北海道大学大学院経済学研究科助教授)
自由を放棄する自由?
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち30<終>  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
高島春雄―動物学と一般の人々の架け橋
 
北国生活、それぞれの科学21  
八木欣平(北海道立衛生研究所感染病理科長)
寄生虫を判定するための遺伝子技術
 
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山夢春秋86  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
イタドリ果実
 
掲示板 
書評『密漁の海で――正史に残らない北方領土』
(本田良一/凱風社/04年6月刊)
 
モノづくりの現場16  
小林三歩(コラムニスト)
東京某所・焼酎ブームに戸惑う酒屋店主
 
ぶらりしゃらり76  
轡田隆史(エッセイスト)  
いまも義経は生きている
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。72  
高橋 f(写真家)  
ふたたびの日
 

 
8月
(No.270)

 

 
石井一弘
(フォトジャーナリスト)
 
硫黄山から流れ落ちる渓流の滝壷がいくつもの温泉となって登山者や観光客を癒す。湯の滝までの岩場は滑りやすく、わらじや運動靴を履いて這いつくばるように30分ほど行くと最初の滝がある。湯は湧き出し口では70度ほどだが、岩の上を流れるうちに適度に冷え滝壷ではいい湯加減となる世界的にも珍しい露天風呂である(網走支庁斜里町)




特集 北海道の「食」産業〜追い風を受け止める
 
 食糧基地を自負する北海道にあって「食」の分野は、基幹産業としての期待が高い。その期待を受け止めるために努力をされている方々に登場いただいた。業界を熟知する田中富重氏、札幌圏の農業に付加価値を付けるために努力する三部英二氏、「ハルユタカ」という小麦を中核にして地域振興を図る江別の元気仲間たち、そして故郷の食文化を見直すために駆け参じた田中千博氏の取り組みを紹介する。
 
◆北海道の食産業は自立の好機にある
 田中富重(社団法人北海道食品産業協議会 常務理事)

 北海道の食品産業界を熟知する田中富重氏が消費者の動向と製造業者の実態から、食品産業が今後とも北海道の基幹産業として発展するための処方箋を提示する。
 
◆食品産業の地域ブランド戦略〜「札幌圏豆くらすたぁ」の試み
 三部英二(札幌市経済局農務部農政課)

 札幌圏内(石狩管内10市町村)で生産される大豆が、3700トン(2003年度)。そして札幌圏内にある菓子製造業が1000軒。これを結びつける、「小」「異」「義」のキーワードを見つけ出して地域経済への寄与を模索し実践した3年間。そこから見えてきたのは「ブランドは人の和の印」という事実である。
 
◆江別ブランド成るか?  
 しゃりばり編集部

 札幌の隣町が「食」をキーワードにして動き出している。その原動力になっている方々の声を聞きに拠点地になっているアンテナショップに出かけた。レンガ製造の歴史ある街に相応しいレンガ倉庫を再利用した空間で交わされた「江別ブランド」への楽しい試みの数々を報告する。
 
◆ともに語る明日の北海道の食
 「北海道21世紀・食未来講座」の開講にあたって
 田中千博(フードシステム研究所 所長)

 北海道出身(小樽市)の“食のプロ”が、請われて故郷の仲間たちと始めた新スタイルの勉強会。その構想は、新鮮な発想から導き出される。その序章を寄稿していただいた。


写2004北海道vol.77  
石井一弘(フォトジャーナリスト)
世界自然遺産への登録が期待される知床
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
「オリエント」とは何か
 
清隆逍遥5  
北海道遠友夜会『久露田塾』  
桂竹丸(落語家)が描く清隆
 
「峠のワイナリー」只今、商い中5  
田村修二  
発酵技術は食品加工の原点
 一般的なワイン醸造は、ものの本に詳しい。ところが、「ばんけい峠のワイナリー」で取り組まれているワイン醸造は一味も二味も違う。その理由を今回は詳しく語っていただいた。「峠の茶屋オープン」で千客万来の二日間を終えた翌日のお話であった。
 
ロシアの食べ物でロシア語を覚えよう!5  
石塚おさむ(石ころ農場)  
羊肉の串焼き 
 
若手しゃりばり人8 
中坪信広(「ザ・バー」経営)
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
「自由」で「不自由」な社会を読み解く5  
橋本努(北海道大学大学院経済学研究科助教授)
臓器は誰のものか
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち29  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
丘英通―『帰化動物』を著した生物学一家の一人
 
北国生活、それぞれの科学20  
伊東拓也(北海道立衛生研究所生物科学部衛生動物科所属)
食品混入異物―食品に混入した虫たち―
 
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山夢春秋85  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
アーチ橋
 
掲示板 
「蝦夷巾着貝」の味 
岩淵啓介
 
掲示板 
書評『「平和」の歴史 人類はどう築き、どう壊してきたか』
(吹浦忠正著/光文社新書)
 
モノづくりの現場15  
小林三歩(コラムニスト)
自腹自演フォークシンガー(四十代後半)
 
ぶらりしゃらり75  
轡田隆史(エッセイスト)  
生きるとは遊ぶことなり
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。71  
高橋 f(写真家)  
存在するかしないか 
 
※中央アジア草原知識人・英雄群像は筆者の都合で休載いたします。
 

 
7月
(No.269)

 

 
河野利明
(カメラマン)
 
お花畑のエゾリス
 
山や自然が残る公園など、木の上のエゾリスを見かけることはあるが地面にいる姿をゆっくり観察できる所は少ない。しかも4〜5メートルの距離まで近寄ってきて人を恐れない。道内でこのような光景に出会えるのは、残り餌となるゴヨウマツ、ドングリ、クルミなどが育つ巨木のある鎮守の森しかない。そして長い年月をかけた人と動植物の触れ合いの結果だと思う。(浦臼町・浦臼神社)




特集 活況、サハリンの夏〜ビジネス戦線報告
 
 サハリン・プロジェクトに早くから注目していたビジネスマンたちが、現地の変化を率直に語る。現地で北海道とサハリンの両地域を繋ぐ「北海道ビジネスセンター」の長として活躍する那須氏、その窓口もフルに活用してビジネスを創出する「轄I建装」社長の宇夫氏、現地とのお金の流れからビジネスの活況を知る「北洋銀行」国際部の東氏、そしてサハリン2周辺事業の工事を受注した網走管内の「西村組」札幌支店の大原氏にご登場いただいた。
 
◆北海道とサハリン州を結ぶビジネスの可能性について
 那須隆幸(北海道ビジネスセンター長・在サハリン)

 本稿は、札幌においてサハリン・プロジェクトやサハリンの経済情勢について関心をお持ちの方々を対象に那須氏が見聞する範囲で最新のサハリン情報を提供したものにその後(5月末日)の情勢変化を加筆して、今のサハリンを伝えるものである。
 
◆(株)巧建装代表 宇夫康幸氏が語る
 自分の目、領域、経験で〜10年ぶりの対露ビジネス

 10年近く前、ハバロフスクのホテル建設のために当時の「ソ連」へ行って施工に従事した経験をもっている(株)巧建装(本社・札幌)社長の宇夫康幸氏。昨年の夏に続いて今年も自社で取り扱う商材の建材を持って、日露合弁会社・ソデスの協力会社の一員としてサハリンに出向いた。ソデス・グループの方々との協力関係を持ちながら、2年連続のサハリン見本市出展を通じて見えてきたこと、手ごたえなどを話していただいた。10年の歳月を経て再び海外の仕事に乗り出した意気込みと現在の事業状況についての話は興味深い。
 
◆北洋銀行・国際部(国際課調査役)東巧一氏に聞く
 北海道とサハリン貿易〜取引増加の周辺

 北海道のサハリン向け輸出が伸び、サハリンからの輸入の話もしばしば耳にする。実態はどうなのか、銀行業務の側面からサハリン・プロジェクトと道内企業の動きをお聞きした。東氏は2年間のサハリン駐在勤務の経験を持つ。
 
◆サハリン・プロジェクトに参加した隣りの企業 
 しゃりばり編集部

 北海道新聞(平成15年1月30日付)に「サハリン2周辺事業」に“道内初”の参入――と大きく報じられた記事は、サハリン開発の急ピッチな動きを感じさせるものだった。五洋建設の下請けとしてその発注を受けた「西村組」(本社・網走管内湧別町)とは?


写2004北海道vol.76  
河野利明(カメラマン)
カメラマンで賑わう浦臼神社
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
年金問題をどう考える
 
清隆逍遥4  
北海道遠友夜会『久露田塾』  
黒田家の人たち
 
「峠のワイナリー」只今、商い中4  
田村修二  
果樹園の仲間たち
 ワインの一番の主役、「ぶどう」について語る。北海道の地域特性を生かすワインを求めてぶどうと付き合ってきた7年間。ワインの原料となるぶどうの木の育成について、その木をかじるネズミとの付き合い方、ぶどう農家との結びつきなどについて仲間作りの視点から実情を語る。
 
中央アジア草原知識人・英雄群像19  
宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター助教授)
ディンムハメド・コナエフ―安定と「停滞」の時代の指導者―
 
ロシアの食べ物でロシア語を覚えよう!4  
石塚おさむ(石ころ農場)  
ウオッカ
 
若手しゃりばり人7 
大作佳範(北清商事(株) 代表取締役)
 
-------------------------
 
Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
「自由」で「不自由」な社会を読み解く4  
橋本努(北海道大学大学院経済学研究科助教授)
境界人を救う自由主義国家
 
感性の大地を耕す14  
北村清彦(北海道大学大学院文学研究科教授)
水を想う
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち28  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
沼野井春雄―生理化学から釣り哲学まで
 
北国生活、それぞれの科学19  
木村浩一(北海道立衛生研究所微生物部細菌科長・医学博士)
ライム病―草むらにはご用心―
 
-------------------------
 
山夢春秋84  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
萌黄色
 
掲示板 
書評『北海道の駅878ものがたり〜駅名のルーツ探究〜』
(太田幸夫著/富士コンテム)
 
モノづくりの現場14  
小林三歩(コラムニスト)  
帽子・ネット販売オペレーター USA
 
ぶらりしゃらり74  
轡田隆史(エッセイスト)  
世界の中心で何と叫ぶか
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。70  
高橋 f(写真家)  
少年の舌
 

 
6月
(No.268)

 

 
河野 誠
(読売新聞カメラマン)
 
ウグイ
 
コイ目、コイ科の魚。淡水型と降海型があり琉球列島を除き日本中に分布する。北の地域ほど降海型の比率が高く、他の魚がすめない強酸性の水域でも生息できる。成長すると四十センチ以上になり、別名アカハラ、イダ、ハヤ、クキとも呼ばれている。




特集 改革した国と北海道の違い〜欧州に学ぶ
 
 人口、土地面積、自然環境において北海道と似た欧州の国々(フィンランド・アイルランド・デンマークなど)がある。それらの国では自分たちを取り巻く経済環境の変化を感じ取り、同時に危機意識をもった。そして、自己改革のための政策を打ち出し、着実に成果を上げてきている。北海道は日本国の一地方ではあるが、それでも学ぶところは多い。
 
◆「自己改革」で成功した欧州諸国、
 取り残された北海道、それぞれの10年
 社団法人北海道総合研究調査会情報企画部

 
◆危機意識が生む産業再生――フィンランドの場合
 荒磯恒久教授インタビュー
 
(北海道大学先端科学技術共同研究センター)
 人口規模、地理的環境などで北海道と似た状況にありながら世界に伍していく欧州の国々のエネルギッシュな経済活動の現状とそれを創り出した施策について、フィンランドの様子に詳しい荒磯教授にお聞きした。(聞き手…富樫 巧・HIT情報企画部部長)
 
◆高井哲彦助教授に聞く
 (北海道大学大学院経済学研究科・経済学部)
 アイルランドに学ぶ意味
 ――半周辺から世界に飛び出す「ケルトの虎」

 高井助教授は、近年、世界のビジネス教育調査のために世界各地の主要大学に出向いている。その中にアイルランドのダブリン大学トリニティ・カレッジもある。なぜ、アイルランドに注目したのか、その理由、経緯を含めて、北海道がアイルランドに学ぶべきいくつかの視点を話してもらった。
 
◆干場信司教授(酪農学園大学)に聞く
 デンマーク事情を語る

 フィンランド、アイルランドに続いて、北海道とは酪農という産業を通しても関係が深いデンマークについて、エネルギー政策を切り口としてお話を伺った。
 
・デンマークについての一般的な情報
 しゃりばり編集部

 
◆「イタリア北部」と「ドイツのルール地方」の動き
 しゃりばり編集部


写2004北海道vol.75  
河野 誠(読売新聞カメラマン)
北海道実感、ウグイ遡上する5月
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
経営者の精神
 
清隆逍遥3  
北海道遠友夜会『久露田塾』  
サッポロビール生みの親・村橋久成と黒田の関係
 
「峠のワイナリー」只今、商い中3  
田村修二  
ワイナリーを支える道具たち
 前回は地域に根づく「食産業」のあり方を論じました。今回は、それらの産業を成立させる道具類、機器類について北海道の開拓歴史とも関連づけたお話をお聞きした。
 
中央アジア草原知識人・英雄群像18  
宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター助教授)
エルムハン・ベクマハノフ―第二次世界大戦と歴史家―
 
ロシアの食べ物でロシア語を覚えよう!3  
石塚おさむ(石ころ農場)  
ビーツ
 
「国境の海」のものがたり18<終>  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
―第一章 密漁の海―
(最終回・海霧の中で〈下〉、エピローグ)
 
若手しゃりばり人6 
宮川政明(鮨処 西鶴北2条店 店長)
 
-------------------------
 
Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
「自由」で「不自由」な社会を読み解く3  
橋本努(北海道大学大学院経済学研究科助教授)
自生化主義と近代人の自由
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち27  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
穂刈四三二―幾何学からスタートし「数学教育」にも力を注ぐ
 
北国生活、それぞれの科学18  
兼俊明夫(北海道立衛生研究所食品薬品部主任研究員・薬学博士)
家庭用品と化学物質
 
-------------------------
 
山夢春秋83  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
気を放つ女
 
掲示板 
書評『司馬遼太郎と三つの戦争』
(青木彰著/朝日新聞社)
 
モノづくりの現場13  
小林三歩(コラムニスト)  
ファイターズ(小規模)私設応援団長
 
ぶらりしゃらり73  
轡田隆史(エッセイスト)  
威勢のいい放屁論再考
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。69  
高橋 f(写真家)  
媚びる
 

 
5月
(No.267)

 

 
石井一弘
(フォトジャーナリスト)
 
春先の風物詩
「すきみだら」の天日干し
 
強い塩水に浸け竹で編んだ『すだれ』の上にいっぱいに広げて乾燥させる。一旦、箱に入れて重しをかけ、再び干して完成させる。ほとんどが本州方面に出荷される。この作業、天候次第だが5月はじめまで続く。(3月28日、白老町虎杖浜にて)




特集 「北海道遺産」が地域を生かす
 
 平成13年に選定された25の北海道遺産。それぞれの動きを「市民」「企業」「行政」の立場から報告してもらう。北海道遺産が地域の活力をどのように引き出しているのか、今の様子を広く知っていただくとともに、今後、選定される地域の先行実例にしたい。
 
◆選考者の立場から〜北海道遺産とわがまち
 〜刺激と反応
 辻井達一会長(北海道遺産構想推進協議会)インタビュー

 
◆戎谷侑男氏、語る
 地域に眠る資産を商品化する
 〜北海道遺産のインパクト

 遺産と旅を結び付けるアイデアを商品にまで仕立て上げた戎谷氏の話は、既存の遺産、これからの遺産を地域の資産にするための指針になる。お話に注目していただきたい。
 
◆北海道遺産とわがまち〜刺激と反応
 
・旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群
 松岡秀行(上士幌町役場企画課ひとまちづくり推進室)
 
・昭和新山国際雪合戦大会
 堀口一夫(昭和新山国際雪合戦実行委員長)
 
・内浦湾沿岸の縄文文化遺跡群
 阿部千春(南茅部町教育委員会埋蔵文化財調査室長)
 
・留萌のニシン街道と増毛の歴史的建物群 留萌支庁
 花岡祐志(留萌支庁地域政策部地域政策課)
 
・ピアソン記念館 ピアソン会
 伊藤 悟(ピアソン会理事)
 
・「北海道遺産25件」を描いて
 〜イラストレーターの西村淳子さんに聞く


写2004北海道vol.74  
石井一弘(フォトジャーナリスト)
地味に、地道に、息長く文化活動
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
二十一世紀の領土問題
 
清隆逍遥2  
北海道遠友夜会『久露田塾』  
風評と戦う黒田の関係者たち
 
「峠のワイナリー」只今、商い中2 
田村修二  
ワイナリーに集う人たち
 前回はこれからの地域経営は「国民から住民へのパラダイムのシフト」という社会構造の変化の渦中にあると、鳥瞰図的に語っていただいた。今回は、そうした情勢のなかで地域の事業が人に支えられ、育てられ地域ニーズに結びついていく過程を話してもらう。
 
中央アジア草原知識人・英雄群像17 
宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター助教授)
アウエゾフとサトバエフ―困難な時代を生き抜いた作家と学者―
 
ロシアの食べ物でロシア語を覚えよう!2  
石塚おさむ(石ころ農場)  
ミルク入りコーヒー 
 
「国境の海」のものがたり17  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
―第一章 密漁の海―(その十六・海霧の中で〈上〉)
 
若手しゃりばり人5 
関根友則(「北海道NPOサポートセンター」スタッフ)
 
-------------------------
 
Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
「自由」で「不自由」な社会を読み解く2  
橋本努(北海道大学大学院経済学研究科助教授)
市場メカニズムを転用する
 
感性の大地を耕す13  
北村清彦(北海道大学大学院文学研究科教授)
我約束する、ゆえに我あり
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち26  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
本城市次郎―『動物の趨性』から放射線生物学へ
 
北国生活、それぞれの科学17  
神 和夫(北海道立衛生研究所健康科学部主任研究員・理学博士)
希少ワシ類と生息環境―鉛中毒死とエゾシカ猟―
 
-------------------------
 
山夢春秋82  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
油絵
 
掲示板 
書評『人・ささえ合い〜岩見太市 福祉的人生考』
(岩見太市著/NPO法人シーズネット発行/04年刊)
 
モノづくりの現場12  
小林三歩(コラムニスト)  
怪獣映画プロデューサー
 
ぶらりしゃらり72  
轡田隆史(エッセイスト)  
落第したカナリアの嘆き
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。68  
高橋 f(写真家)  
はやりすたり
 

 
4月
(No.266)

 

 
河野利明
(カメラマン)
 
春をいざなうヤナギの芽吹き
 
この季節、郊外をドライブすると冬枯れの木立ちの中でひときわ目立つ樹に出合う。遠目から真綿をちりばめたように見えた木は、銀白色の細い毛におおわれたヤナギの花穂。周りはまだ冬景色。陽射しに春の気配を感じ、真っ先に花を咲かせるヤナギは、北国の春間近を告げる早春の風物詩。(余市町)




緊急提言 続・道州制の議論のために 
     社団法人北海道総合研究調査会

 
 昨年の小誌12月号で当会としての「道州制」を論じたのに続いて、本号ではその後の論議を踏まえて当会からの「道州制」についての具体像を提言をする。その全体フレーム図は今後の議論を活性化させるためのものだが、図の見方のポイントを解説する。ご意見、ご批判をお寄せ頂ければ幸いである。
 
特集 「食」の北海道産ブランドを創る
   〜流通戦略のヒント

 
 竹川征次氏は、北海道で生産される食材への評価の高さを点から線へ、そして面へと広げる必要性を時代の変化のなかでとらえるべきと提言する。また、その提言を裏付けるように北海道の優れた農産物を中心に全国に送る事業をスタートさせて5年になる会社、家族規模で乳製品を全国の6万人へ届ける芦別の生産者の話にも、今後の北海道産の「食」を考えるためのヒントがある。
 
◆農産物の新たな流通を考える
 〜有機農産物の戦略的な販売
 竹川征次(NPO法人地域雇用産業フォーラム理事・
      丘の上の小さな美術館 館長)

 本稿は「リリーフ」理事・竹川征次氏が本年1月27日に行った「遠別・コーディネート支援事業 現地調査」での講演要旨に加筆したものである。当日の講演で「農産物の新たな流通」という視点から論じられたものを再構成した。ここから北海道の一つの曙光が見えてくると思われる。(編集部)
 
◆時代は有機農産物を求めている
 〜北海道の一次商品を取り扱う「(有)ドリーム大地代表」に聞く

 北海道の食材を全国に提供することを手始めに、将来の目標として「食」で半健康人から健康人に戻るようにするための施設作りを目指して走り出している人がいる。Uターン組らしく北海道の長所、短所を冷静に見極めて本州に向けて北海道売り込みに余念がない毎日を送る。その行動のベースになっている考えは、竹川氏の提唱する内容と重なるところが多いのでNPOではないが先行事例として紹介する。
 
◆芦別発・家族で製造するバター・チーズの顧客は全国に6万人
 元酪農家が乳製品の製造業を手堅く続けてきた。そこをベースにして、北海道の自然を生かす農業生産現場の再生を仕掛ける。これも顧客を大事にする戦略である。行動力に富む小規模生産者の一人を紹介する。


写2004北海道vol.73  
河野利明(カメラマン)
札幌市アイヌ文化交流センター「サッポロピリカコタン」
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
紀伊国屋書店の物語
 
清隆逍遥1  
北海道遠友夜会『久露田塾』  
大通公園の黒田清隆像
 明治維新という近代日本の大事業に身を投じた人物の一人、黒田清隆に焦点をあてる。骨太の北海道開拓とそれを実行した人物の周縁を歩く。
 
「峠のワイナリー」只今、商い中1  
田村修二  
国民から住民へのパラダイムのシフト
 札幌市内(中央区・盤渓)でワイナリーを始めて4年が経った蔵人・田村修二氏がかねて提唱し、支援してきた北海道の“手づくり産業講座”もかれこれ25年。今、自らの実践を通して、これからの北海道について語る。では……。(「しゃりばり」250号のグラビアではワイナリーの活動を写真家・石井一弘氏が伝えている)
 
中央アジア草原知識人・英雄群像16  
宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター助教授)
トゥラル・ルスクロフ―若き革命家の苦闘―
 
ロシアの食べ物でロシア語を覚えよう!1  
石塚おさむ(石ころ農場)  
ブリヌイ
 
「国境の海」のものがたり16  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
―第一章 密漁の海―(その十五・それぞれの「国益」)
 
若手しゃりばり人4 
林 真未(ファミリーライフエデュケーター)
 
-------------------------
 
Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
「自由」で「不自由」な社会を読み解く1  
橋本努(北海道大学大学院経済学研究科助教授)
「自由な社会」ほど不自由なのか
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち25  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
森主一 ――社会とかかわり続けた生態学者
 
北国生活、それぞれの科学16  
武内伸治(北海道立衛生研究所健康科学部生活保健科研究員)
シラカバ花粉症の季節はもうすぐです
 
-------------------------
 
山夢春秋81  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
海豹(アザラシ)
 
掲示板 
書評『海人』
(小林照幸著/毎日新聞社/03年刊)
 
モノづくりの現場11  
小林三歩(コラムニスト)  
時計店跡取らず息子
 
ぶらりしゃらり71  
轡田隆史(エッセイスト)  
カステラとシバの女王と
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。67  
高橋 f(写真家)  
いずれの日にか 
 

 
3月
(No.265)

 

 
河野利明
(カメラマン)
 
冬を生き抜くエゾシカ
 
真冬になって積雪50センチを超えると草食動物のシカはササも探せなくなり、樹皮や木の冬芽を食べて命をつなぐ。天敵のオオカミはすでに絶滅、ハンターの数も減ってエゾシカは確実に増えて森林や農作物の食害が問題になっている。大都市札幌の郊外、野幌森林公園にもシカの目撃情報があり「定住」かと話題になっている。なんとか人と自然が共生できる方法はないのだろうか。(斜里町ウトロ)




特集 地域に活力を吹き込む
   〜ビジネスプランナー養成研修会&道州制特区

 
 地域の慢性的な人材不足を嘆くよりも、意欲的な実行力のある人材を育てることを目指して昨秋スタートした「ビジネスプランナー養成研修会」(事務局・社団法人北海道総合研究調査会)のその後の活動ぶりを報告する。今回は研修生の提案する事業プランを中心に外部の講師も交えて行われた3日間にわたるワークショップの様子を報告する。新規事業を立ち上げる人材が、いずれ地域の雇用状況に好影響を与えることを期待したい。一方、北海道地域には、地域浮上の追い風ともいうべき「道州制特区」という風が吹いている。この好機を北海道全体で受け止めることができるかどうか、宮脇教授に最新の話をお聞きした。
 
◆起業家になるためのウォーミング・アップ
 〜ビジネスプランナー養成研修ワークショップ報告

 『しゃりばり』の新年号(bQ63)でも紹介した「ビジネスプランナー養成研修」の一環として「研修生のビジネスプランの実現を目指し、研修生と講師によるワークショップ」が企画された。今年1月19日から3日間連続で当会会議室を会場にして開催された。本稿では、その3日間の様子をお伝えする。講師の方々の話を中心に、研修生の考え、意見なども掲載する。

・飲食店開店をめざす   
 ――初日講師  ファーマーズカフェ店長 南 邦彦  

・新しい商いも原点は「信用」
 ――2日目講師 杉本農産 杉本栄一・則子

・北海道だからできる製造業
 ――3日目講師 新得共働学舎 宮嶋 望

 
◆「道州制特区」の好機を逃さない
 〜宮脇淳教授(北海道大学大学院法学研究科)に聞く

 道州制を巡る動きが加速している。小誌でも最近の号(261号、262号)で道州制について取り上げているが、本号(265号)でも最新の状況を宮脇教授にお聞きする。今年7月の参議院選挙前までに道州制の具体的な姿を提示しなければならない、とする国内政治動向と密接に関係する課題である。それだけに北海道地域の将来を左右する制度設計にどこまで自主性を反映させることができるかどうか、北海道民が自らが取り組むべき緊急課題として宮脇教授の発言を受け止めたい。


写2004北海道vol.72  
河野利明(カメラマン)  
春待ちつつ冬を楽しむ市民
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
戦後日本の防衛と政治
 
中央アジア草原知識人・英雄群像15  
宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター助教授)
ムスタファ・チョカイ―流浪の自治・独立運動家―
 
詳解!ロシアのアネクドート57  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)
ソ連時代のアネクドート<その2>
 
「国境の海」のものがたり15  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
―第一章 密漁の海―(その十四・逆転)
 
若手しゃりばり人3 
露木 茂(ファイナンシャル プランナー)
 
-------------------------
 
Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
感性の大地を耕す12  
北村清彦(北海道大学大学院文学研究科教授)
創造性について(2)
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち24  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
森主一 ――動物生態学の黎明期を生きる
 
北国生活、それぞれの科学15  
長野秀樹(北海道立衛生研究所微生物部ウイルス科長・獣医学博士)
国をも滅ぼすエイズ(?)――HIV感染症の現状と対策
 
-------------------------
 
山夢春秋80  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
ヘッドマイク
 
掲示板 
書評『こんな夜更けにバナナかよ〜筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』
(渡辺一史著/北海道新聞社/03年刊)
 
モノづくりの現場10  
小林三歩(コラムニスト)  
歯科医院勤務
 
ぶらりしゃらり70  
轡田隆史(エッセイスト)  
コンニャク問答の嘆き
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。66  
高橋 f(写真家)  
こんな国
 

 
2月
(No.264)

 

 
河野 誠
(読売新聞カメラマン)
 
タンチョウ
 
幼鳥の時は首と羽の一部が茶色。4歳で成鳥になり茶色の部分が黒く変わる。羽をたたむと白い尾の上に羽の黒い部分が重なり黒い尾のように見える。頭の赤い部分は皮膚で、ニワトリのとさかと同じように血液の赤色が見えている。羽を広げると220〜240センチ、体重10〜15キロになる日本最大のツル。




特集 北海道を人の育つ宝庫にする〜議論より実行の時
 
 意欲ある人たちが根づき、行動しつづける元気な地域になるためのエネルギーは、迂遠なようだが人材を輩出する「教育」によって蓄積される。そうした場を用意できる自然環境、歴史環境をこの北海道は手にしている……と“実践者”たちの心強い提言。
 
◆松田昌士氏(JR東日本会長・HIT会長)が語る
 北海道に巡ってきたチャンスを捉える〜農業・教育・観光

 かねてよりふるさとである北海道に対して熱いエールを送り、北海道を活性化するための協力を惜しまないJR東日本渇長の松田氏が、今、北海道ができることを語る。その内容は抽象論を卒業して実践してきた具体的行動を伴った気迫あるものである。
 
◆「人生の選択肢」としての農業〜拓殖大学の試み
 草原克豪(拓殖大学北海道短期大学学長 拓殖大学副学長)

 平成15年度から農業の多様な可能性を見据えて始まった拓殖大学北海道短期大学の試み。そこには北海道農業への危機感と社会構造の変化に積極的に対応しようとする大学の姿がある。歴史的役割も論じる。その背景には、札幌農学校と縁の深い新渡戸稲造が説いた開拓精神を受け継ぐ拓殖大学の不思議な因縁もある。
 
◆逞しい「教育」を北海道から〜旧弊からの脱出
 安藤修平(言語・教育研究集団主宰)

 現在の教育システムを観念的に嘆くよりも、学ぶ側がどのように変化しているのか実態を見極めた教育を求めたい。その実践者である安藤氏が説く「逞しい教育」は、現状の教育に安住する関係者に厳しい指針を示す。


写2004北海道vol.71  
河野 誠(読売新聞カメラマン)  
絶滅の危機を救った地元農家
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
小泉首相の決断
 
中央アジア草原知識人・英雄群像14  
宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター助教授)
1916年反乱の英雄たち―アマンゲルディ・イマノフとその周辺―
 
詳解!ロシアのアネクドート56  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)
ソ連時代のアネクドート<その1>
 
「国境の海」のものがたり14  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
―第一章 密漁の海―(その十三・消えた並行協議)
 
若手しゃりばり人2 
高橋康彦(カギの救急車栄町店代表)
 
-------------------------
 
Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち23  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
竹脇潔――動物のホルモンを実験的に研究
 
北国生活、それぞれの科学14  
福田一義(北海道立衛生研究所健康科学部主任研究員)
暮らしのなかの放射線
 
-------------------------
 
山夢春秋79  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
電気信号写真機
 
掲示板 
消費者として“お金”に賢明になる  
高橋 剛(弁護士)
 全国で繰り広げられている“お金”に関わるトラブル。北海道も例外ではない。私たちはお金を借りる時には、物品のローン利用も含め金利という初歩的常識を身につける必要がある。この問題、決して他人事ではないことを現場から伝える。
 
掲示板 
書評『幸福論』
(関野吉晴・長倉洋海著/東海大学出版会)
 
モノづくりの現場9  
小林三歩(コラムニスト)  
新車販売員(整備士出身)
 
ぶらりしゃらり69  
轡田隆史(エッセイスト)  
二日酔いを未来から見る
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。65  
高橋 f(写真家)  
大人の見栄 
 

 
1月
(No.263)

 

 
河野利明
(カメラマン)
 
夜明けの根室海峡
 
凍て付く寒さのなか国後島から昇る太陽を背に操業するスケトウダラ漁。国境を間近に控えた漁場で流氷の合間を縫って漁ができるのも後わずか。間もなく海峡は氷に閉ざされて一面真っ白な氷原となる。今年の道内スケソウ漁は三万六千六百トンで前年より約二割多く、韓国への輸出も好調で浜は活気づく。(羅臼町)




特集 北海道の自画像と将来像
 
 新年号である。一年の始まる節目に「北海道」の自画像と「将来像」を描く。北海道を取り巻く自然環境から、経済環境にいたるまで、人材のこと、環境のこと、地域のこと、国内の諸問題など、当会もかかわり、支援する事業を含め、北海道という地域の今とこれからの針路を考察する。
 
◆北海道の明日を創る人材〜地域への愛情、住民への愛情
 廣畑民雄(社団法人北海道総合研究調査会 理事長)

 新しい年を迎えるに当たって、北海道という地域の将来を長期的な視点から当会の廣畑民雄理事長に根本からという意味でラディカルに語ってもらった。
 
◆アムール川と北海道
 白岩孝行(北海道大学 低温科学研究所)

 国境を越えて隣国に他国に影響を与えるのは経済活動ばかりではない。環境問題もまたスケール大きく、かつ深刻な状態をもたらす。かつて小誌に「カムチャッカに見る北海道の原風景」(216号)「北東ユーラシアと氷河」(217号)「氷河と海面変動」(218号)で登場した筆者による最新の研究動向の報告。
 
◆3年経過した介護保険と私たち
 岩見太市(NPO法人シーズネット主宰)

 中高年の主体的な仲間作りと役割作りを支援する団体である「NPO法人シーズネット」(本部・札幌市)の主宰者である岩見太市さんに「介護保険制度」の今の状況を聞いた。
 
◆『ビジネスプランナー養成研修会』中間報告
 『ビジネスプランナー養成研修会』事務局

 マスコミも報じた社団法人北海道総合研究調査会(以下、HIT)の新事業である人材育成事業が始まって4ヶ月。応募した方々も6週間の座学研修が終わり、今は企業における実践研修に入っているところである。(11月末現在)
 
◆始動、苗穂再開発   
 しゃりばり編集部

 ここ数年、苗穂のまちづくりのエネルギーが高まっている。新しい時代の風を苗穂地区はどのように受け止めていくのか、目の離せない地域になってきた。これまでの「苗穂駅周辺まちづくり協議会」の活動を基盤に、民間企業の新しい動きが発生し、苗穂周辺のまちづくり運動が、創成川以東地区全体のまちづくりへと大きく展開しつつあるのが今日の状況である。より大きなスケールで苗穂を捉えることで、苗穂もより存在感を増すようになってきているとも言える。


写2003北海道vol.70  
河野利明(カメラマン)  
世界の職人が小樽に集合
 
ブラキストン線  
粕谷一希(評論家)  
イラク戦争の深刻さ
 
中央アジア草原知識人・英雄群像13  
宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター助教授)
草原を統治したロシア人たち―コルパコフスキーとトロイニツキー―
 
詳解!ロシアのアネクドート55  
エドアード・ブラーソフ(HIT情報企画部研究員)
バカンスの過ごし方<その3>
 
「国境の海」のものがたり13  
本田良一(北海道新聞社東京支社国際部)
―第一章 密漁の海―(その十二・「西の北方領土」対策)
 
若手しゃりばり人1 
斉藤成彦(歯科オムニデンティックスJRタワー院長)
 
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Pot au feu<Charivari monthly Culture>
 
新・当世資生譚17<終>  
齋藤一朗(小樽商科大学商学部商学科助教授)
小樽商科大学ビジネススクール、できちゃいました!
 
感性の大地を耕す11  
北村清彦(北海道大学大学院文学研究科教授)
創造性について(1)
 
科学の啓蒙……戦争直後の北の科学者たち22  
杉山滋郎(北海道大学大学院理学研究科教授)
高杉直幹――食糧難の時代をくぐった生物化学者
 
北国生活、それぞれの科学13  
本間 寛(北海道立衛生研究所所長)
急性胃腸炎を引き起こすSRSV(ノロウイルス)って?
 
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山夢春秋78  
川越昭夫(北海道アルパインサービス代表取締役)  
自然薯(じねんじょ)
 
掲示板 
書評『エリック・ホッファー・ブック〜情熱的な精神の軌跡』
(作品社編修部[編]/作品社/03年刊)
 
モノづくりの現場8  
小林三歩(コラムニスト)  
新聞販売店店主(たぶん)
 
ぶらりしゃらり68  
轡田隆史(エッセイスト)  
初夢と悪を想像する力
 
一瞬がすべて すべてが一瞬。64  
高橋 f(写真家)  
小さな叫び声
 



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